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Web誌友会 板/2
5996
:
a hope
:2015/11/10(火) 09:21:03 ID:cEpBaIdo
〝業〝 というものは本来ないから、過去の業に引っかかるなと教えてあるのは、実相に超入した立場について言うことであって、現象界にまごまごしていて、色々の欲情をもち、煩悩に引き廻されていながら、「業は無いのだ」と放言して悪業を重ねて行くならば、業果は覿面(てきめん)にあらわれて業報の中に沈んでしまわねばならなくなるのである。
〝業因〝 〝業縁〝 〝業果〝 は、あなたたちが現象世界の思慮分別の境界にいて、煩悩や欲情にふり廻されていながら、「業(ごう)本来無し」などと詭弁を弄して自分自身を晦(くら)まして欲情遂行の口実にしているような事では決して消えるものではない。
そして業果、業報は覿面にむくいられて来るであろう。
人は自分自身を晦まし得ても、因果の法則は眩(くら)ますことはできないのである。
だからあなた達は常に自己の心と行いとを顧みて善を修め、愛を行じ、よき業因を積むように日常の生活を慎むようにしなければならないのだ。
「神 真理を告げ給う」p91 〜92 より
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