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Web誌友会 板/2
5966
:
a hope
:2015/10/30(金) 08:28:19 ID:cEpBaIdo
「生命の實相」第22巻 p154 5行目〜
・・・では、この婦人の公衆恐怖症が癒されたあとを、もう一度たどってみよう。
彼女は彼女自身が神によって選ばれた特に聖別された人間であるということを信じていた。
それは実に他に打ち勝って他を見おろしたい欲望の転化であった。
この神聖な自身を外界の誘惑によって汚してはならない。
そのためには自身をひとりで外出させないように公衆恐怖症をこしらえ上げる必要があった。
そのため潜在意識が罪の防御癖としてこの公衆恐怖症を造っているのである。
実に彼女の病気が治り始めたのは自身が特に聖別された人間であるという考えを捨てて「普通の人間」になろうと決心したときにおいてである。
すなわち周囲を見下そうとする驕慢の王座を捨てて、常人の間に下ろうと決心できたときである。
(つづく)
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