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Web誌友会 板/2
5960
:
a hope
:2015/10/25(日) 16:55:51 ID:cEpBaIdo
「生命の實相」第22巻 p119〜
「病気でありたい意志」
患者の有する「暴露の抵抗」の性質について説明しておこう。
簡単に言えば神経症患者はその神経症に執着があるのである。
不思議とはいえ、患者の潜在意識は、自身のもっている病気を生活の必要品としていたわっているのである。
患者は悪の世界へ現実的に堕落するのを防ぐ防御癖として、その病気をこしられたのであり、同時に自分の病的な欲望を象徴的にその病気によって満足させているのである。
彼はこの病気なしには生活に耐えられないのである。
彼の隠れたる迷いの心は健康になることを恐れて、病気でいたいことを欲しているのである。
精神分析によって人間の心を研究したものでなければ、この不思議な「病気でありたい意志」を患者がもっているということは解しがたいであろう。
しかし多くの精神分析の結果によると、神経症患者は病気によって、周囲の人に対して暴力をふるい、勝利感を味わい、不快な仕事を避けようとしているのである。
このことは読んでいるうちに諸君にわかってくるであろう。・・・
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