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Web誌友会 板/2

5578a hope:2015/06/30(火) 14:13:36 ID:cEpBaIdo

「生命の實相」第19巻 p187 後から7行目〜

天香氏のような弱者に対する憐憫感と、他を凌ぐことに対する罪悪感との深き人が、微生物に対する憐みの感じを忘れてしまっていられるとはわたしは思いたくなかった。

氏は人間の生存の条件として不可避な多くの微生物の犠牲にはやくも気づいていられないはずがない。

ただ氏はまったく犠牲なき生活に――否それは生活でなくして自己の死滅より他はないが――入るよりも先に、自己の生存において少しの犠牲の出ずるのを忍びつつも、生命全体の上から観て、宇宙全体の上から観て、犠牲の総量をなるべく少なくならしめんがために、ありうる犠牲の極小なる生活の範例を示すべく生きながらえている種類の人ではないだろうか――わたしはかく考えることによってのみ慰められたのであった。


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