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Web誌友会 板/2

530復興G:2013/03/10(日) 19:46:01 ID:AB6RqYXc

【生命的経済学 考(3)】

安部総理が経済政策としてインフレターゲットを設けた。それでこれから物価が上昇するぞということになれば、ただ預金しておいたのでは目減りして行く可能性が出てくるので、人々はお金を使うようになる。

それで、テキストにありますように、

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 がんらい、人類の兄弟がせっかくつくってくれた品物を、金を出すのが惜しいといって使わぬということが善いはずはない。
 節約が美徳だというのは、ものがたらぬ場合に、それを自分ばかりがあまり使っては、ほかの人がそれを使いたくとも使えなくなる場合に、自分は使いたいのを我慢して兄弟にその品物を譲るという意味において尊い愛のあらわれと見ることができたからであります。

 つまり節約とは物を使い惜しみをするのが貴いのではなく、兄弟に譲るという愛の行為として貴いのであります。

 ところがこのごろの節約は品物は生産過剰で有り余っている。何も自分が金を出して買って使用したからとて、ほかの使いたい人が使えないで困るというようなことはない。かえってその品物に払った金の一部は社員や職工のふところにも廻りますし、会社も引き合うし、社員や職工も解雇されずにすむのであります。

 (中略)自分が使っても他の人が使うのになんのさしつかえもなく、人々の用にたりさえすれば、兄弟のせっかくつくってくれたもの、神がせっかく与えてくださったものは、喜んでありがたく使うようにすればよいのであります。

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――ということになるので、まずインフレターゲットを設けた安部さんの経済政策は、方向としては生長の家の経済学からしても間違っていないのではないでしょうか。

 むろん、ただ浮かれて浪費的に使えばよいということでなく、適切な神の智慧をいただいて、適切な愛を行ずるのでなければならないのはもちろんであります。そのとき、

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(テキストp.189〜190より)
 わたくしどもでは、つかわないではもったいないからできるだけ生かして使えというのであります。

 与えられていないものまでを無理をして使うのはいけませんが、与えられているものを生かさない節約は人類の敵であります。

 われわれが生命力を出して仕事をした。その仕事をだれも使ってくれなくてはその努力が生きて来ません。
 物を生かして使うということは、人がそれをつくるために注いでくれた生命を生かすということになります。

 この世は持ちつ持たれつの世のなかでありますから、人の注いだ生命を生かすことは自分の生命を生長向上発展さすことになるのであります。

 だから「生長の家」では買うことを節約せよとはいいません。買うて生かせというのであります。

 大いに生かすためには大いに買わねばなりません。
 こうしますと購買力はふえ、製造会社や販売店の収入が増加し、職工も社員も店員もその収入が増加し、したがってますます購買力がふえ、新事業の計画もなんらの危険なく行なうことができ、したがってあとからあとから増加する人間の職業にも道がひらけてくるのであります。

 こうなれば就職難も会社のつぶれる心配もないのであります。生産者側からいっても消費者側からいっても消極と積極とではこうも異ってくるのであります。

   * * * * * * * * * *

ということになるのではないかと思われるのであります。


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