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Web誌友会 板/2

5183a hope:2015/02/15(日) 19:16:10 ID:cEpBaIdo

「生命の實相」第16巻 p55 後から2行目〜

谷口――神は宮(みや)の中にいないということを知ると共に、本当の人間――「神の子」すなわち真人は肉体の中にいないということを知ることが肝心なのです。それでは肉体の人間は本物でないから、他人にでもその肉体に不親切にあたってやってもよいかというと、そうではないでしょう。

肉体は「真の人間」ではないけれども、われわれは隣人を愛するのに、その隣人の肉体をとおして愛し、隣人をいたわるのにその隣人の肉体を通していたわるしか愛を表す道がないでしょう。愛とはその肉体を象徴として肉体ならざるもの、隣人の神性に敬礼するにあるのです。

それと同じようにわれわれは神が霊であって宮の中にいないのを知る、知るけれどもその宮を象徴として神の霊に敬礼するために宮の前で敬礼をするのです。キリスト教は神殿偶像だといって軽蔑しますが、キリスト自身は神殿を尊敬して、エルサレムの神殿の境内で鳩を売ったり両替する商人を神社の境内を汚すものものとして、彼らを縄の鞭で逐(お)い払ったりしました。


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