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Web誌友会 板/2

5162a hope:2015/02/01(日) 00:26:56 ID:cEpBaIdo

「生命の實相」第15巻 p204 3行目〜

・・・業はどこにある。捉えんと欲しますれば、鏡にうつる波動的映像ですからどこにも本来ありません。本来無いものでありながら波動であるがゆえに何全何万年も経ましてもその力の流転を継続するものであります。石炭が燃焼するのは、実は数百万年前の木材の業の流転であります。この業の流転こそ、現象宇宙進化の大原動力ともなるのであります。

人間も業は恐るるに足らず、業が集積し流転しこれによって現象人間が進化するのであります。だから悪業を積む、病気になる、心が神に向かうというような経路によって高められる人が大勢あるのであります。それはなぜか。業の流転の奥には必ず実相があるからであります。

鏡面(かがみ)の中に映像が映るのは源(みなもと)に実体があるからである。映像がしだいに実相の完全さを映すように運命つけられているのであって、決してショーペンハウエルの言ったように盲目的意志に導かれているのではありません。業を恐れず、業をきよめつつ業を積んでゆく時、人生はただ光明への旅路となるのであります。

『生命の實相』(頭注版)第十五巻 <<完>>


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