したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

Web誌友会 板/2

495復興G:2013/03/09(土) 19:17:17 ID:AB6RqYXc

 谷口雅春先生は、青年よ、「人間復興の選士たれ」と叫ばれました。

       ○

   悠久・雄大永遠なる自己を自覚せよ
      (『第二青年の書』より)

 悠久にして雄大なる存在よ。それがあなたの実相だ。理想は上空にかかる雲ではない。理想はあなた自身の内部にある実相である。永遠なるもの、久遠なるもの、不滅なるもの、神なるものが、あなたの内部に宿っていて、それが、時々刻々無限の時間を通して顕現しようとしているのであるから、現象的に見れば理想は無限の彼方にあり、徐々に達し得るところの希望にすぎないと見えるであろうけれども、映画の画面が銀幕の上で徐々に展開するかのように見えながら、それは既に一巻の巻き収められたるフィルムの中に完成したものであるのと同じように、あなた自身のうちに、既に永遠なるもの、滅びざるもの、完全なるもの、既に完成せる理想が宿っているのである。

 あなたは目標を間違えてはならない。外界に引きずり廻されてはならない。外界の現象はただ映画のように内界の影にすぎないのである。深く深く内を観よ。あなたは既に完全なのである。あなたは愛深いものである。あなたは利己的存在ではない。あなたは神の最高の自己実現である。

 それがあなたの実相である。実相を現象の彼方に投映して考えるとき、それが「理想」として実現の目標として、遠くに懸っている雲のように見えるにすぎないが、それは、あなたの内に既に完成している――それをまず自覚しなければならない。

   人間復興の選士たれ

 現代の多くの人々は、自分の内にやどる永遠なる存在、実相、理想――久遠なるもの、悠久なるもの、真に美しきものを見失って、肉体的なるもの、物質的なるもの、須叟にして消えるものを追求している。彼らは本当の悦楽というものを知らないのだ。(中略)青年よ、せめて諸君は、真の人間復興の選士として、人間の内にやどる理想であり「実相」であるものを傷つけることなく、勇敢に、たくましく、肉体や物質の誘惑に対して闘い勝って、「人類よ、本当の幸福は此処にあるぞ」と、迷える人類に対して、真の幸福への道を、真の歓喜への道を指し示してくれなければならないのである。

 人間復興――何という素晴らしい諸君の使命であろう。いかに堕落しているように見えても真の人間は傷つけられてはいないのだ、なぜなら真の人間は霊であるからだ。真の人間は霊であるから傷つけられはしない。併し、気の毒にもその霊なる完全なる人間は、不幸にも、人類の長くそして執拗なる唯物論的迷妄によって蔽い隠されて、その殆ど全てがあらわれていないのである。青年よ、諸君が人類の先頭に立って、この蔽いを取除く役目をしないで、誰がそれを為し得るか。諸君は若いのだ。新鮮なのだ。まだ塵埃に蔽われていないのだ。古き執拗なる蔽いを取り除いて、人類の真の実相をあらわし、真の魂の悦びを知らしてやるのは、諸君を除いてほかにはないのだ。

 人間の実相は完全なるかな。魂の蔽いを除(と)れ。そして人間の実相を直視するのだ。まず自分の完全さを凝視するのだ。その凝視からあなたの完全な実相があらわれる。これが神想観である。神想観によって自己内在の完全な実相をあらわすことがまず第一だ。「観る」ことは「つくる」ことであり、「あらわす」ことである。常に神想観によって自己の霊なる悠久にして雄大、完全にして円満なる実相を見よ、併してそれを顕現せよ。同時にすべての隣人に対して、その真理を教えよ。それが真の愛行である。観と愛行と、車の両輪の如く、それが打ち揃って覚行円満なる菩薩となることを得るのである。青年よ、あなたは菩薩中の菩薩である。
    以上、(『第二青年の書』より 谷口雅春先生)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板