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Web誌友会 板/2

4652a hope:2014/12/06(土) 00:25:56 ID:cEpBaIdo

「生命の實相」第15巻 p38 10行目〜

杉野――ところがこの四、五日来憂鬱(ゆううつ)が来ましてねぇ。
理由がわからないで心境が朗らかになれない。
別に原因がないのに心が憂鬱なのです。

そうしますと今まで順序がトントン拍子にいっていた会社の仕事が一時失敗(しくじり)ましたのです。
それは委(まか)してある店の者が不良品を買ったというようなことですが、
わたしの心が朗らかであればこんなことは起らない。

わたしの心が朗らかでないために、それが会社の仕事、店の者の仕事に反映してそういうことが起こったのであります。
実に環境はわが心の影というわけですねぇ。

それがどうしてわたしの心にこういう朗らかでない心境が起ってきたのであるかどうかもわからない。
ところがよくよく反省してみますと四、五日前に『三日会会報』というのが来ました。
それをポケットに入れて電車の中で読んだのであります。

いつでも会社へ往復の電車の中では聖典『生命の實相』を読むようにしていましたのですが
ちょうど『三日会会報』が来たものですから、この雑誌も『生長の家』の分身だと思うものですから、
読んだら真理を知る上に同じ効果があるつもりで読み始めたのですが、
読んでいると『生長の家』と少し違うところがあるような、変な不安な憂鬱な気がしたのです。

なんだかその理論は物質の存在を認めているような、
小我自我(にせもののわれ)の存在を認めているような点がありますので、
読んでいるうちに物質も存在する、現象も存在するというような気がしてきたのです。
(つづく)


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