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Web誌友会 板/2

4641a hope:2014/11/30(日) 16:26:01 ID:cEpBaIdo

「生命の實相」第14巻 p176 2行目〜

大人よ、子供の考えることに碌(ろく)なことがあるかという先入観を棄ててしまえ、
天国に入る者は心は幼児の心のごときものであると古(いにしえ)の聖者はいった。
そのように時として子供の唇からは天的な啓示が語られることがあるのである。
たとえにも「負(お)うた子に教えられて浅瀬を渡る」という。
子供の言葉に霊界よりの啓示を聴くことのできるものは祝福された人である。

子供が自分自身で考えついた考えを尊重してやることは、その考えと同じ方向にはたらく心の働きを励まし助長してやることになるのである。
これは実に大切な励ましである。
子供は「励まし」か「嘲(あざけ)り」かでいっそう高く発達もすれば、
逆にいっそう低く退歩もする分水嶺(ぶんすいれい)に立っているのである。
多くの若き心はもう一歩のところで大発明大発見をするという瀬戸際まで漕ぎつけながら大人の嘲笑にあって委縮してしまっている。
世界はこうした愚かな大人の嘲笑がなかったらならば今よりもいっそう進歩していたかもしれないのである。

大人よ、若き心の独創的な考えの芽を摘むな。
どんなにそれが小さくとも、いやしくとも独創的でありえさえするならば、その価値を讃えよ。
どんなにそれが早熟的な、大人にとって嫌や味なものであろうとも、子供の独創性が発揮されているものならばその価値を認め、
価値をたたえられることによって発達するのが生命の法則であるからである。


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