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Web誌友会 板/2

4639a hope:2014/11/30(日) 00:18:57 ID:cEpBaIdo

「生命の實相」p173 5行目〜

自己を尊敬されたいものは、ひとを尊敬せよ。世界は正札であって駆け引きではない。
支払ったものだけのものが、自分に返って来るのである。尊敬を支払えば尊敬が返ってくる。
深切を支払えば深切が返ってくる。愛を支払えば愛が返ってくる。
だから子供から尊敬せられようと思う親たちは、子供を尊敬することを吝(おし)むな。
子供を尊敬すれば、子供もまた「善き父」または「善き母」としてその親たちを尊敬するのだ。

子供の教育には「道理」をもって子供の心のうちの神(道理)に相対するようにせよ。
強制は決して子供の心のうちにある神を生かしはしないのである。
かくのごとく「道理」をもって子供たちに内在する神に対するとき、
時には子供の方か大人に対して理論上勝つということもありうるのである。
かくのごときときには、大人の権威にかかわると思って※横車を押しとおすようなことをするな。

あらゆる者は大人でさえも、真理(神)の前には跪(ひざまず)かねばならぬところの
最小(いとちい)さきものであることを知らしめねばならぬのである。
真理の前に大人が跪いて見せるとき、子供もまた、真理の前に跪かねばならぬことをさとるのである。

大人が子供にいい負けたと思わせるような解決をしてはならない。
子供に負けるのではない、真理の前には大人でも素直に頭を下げるのが
どんなに善いことかであるかの実例を見せるようにするのである。
実にこのことは人間性の素直な発達のために大切なことであって、
すぐ子供も真理の前には頭を下げはじめるのである。

大人が自己のまちがっている場合に、そのまちがいを押しとおすようにしないならば、
子供の性質も素直になって悪いと自覚しながら頑張るというようなことはだんだん少なくなってくるのである。

※横車を押す ・・・ 横に車を押すこと。転じて無理と知りながら自分の言い分を通すこと。


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