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Web誌友会 板/2

3790a hope:2014/03/25(火) 20:53:05 ID:cEpBaIdo

1633 :復興G:2012/11/11(日) 19:09:43 ID:vWpLkCzM
 その「安楽行品」の続きを、経典の原文は省いて解釈文のみ掲載しますと――

   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

≪後の世の佛法がまさに滅びようとする時に、この経典を受持(たも)ち読講する者は、嫉妬や諂(へつら)い・誑(あざむ)きの心を懐いてはならぬ。

 また佛道を学ぶ者を軽んじ罵り、その短所をさがし求めてはならぬ。

 もし比丘・比丘尼・優婆塞・優婆夷の中で声聞を求める者、縁覚を求める者、菩薩の道を求める者があれば、この人を悩ましたり、疑いや後悔の心をおこさせたりして、その人に『お前達は佛道から遠く離れている。とても佛の一切智を得ることができないだろう。何故なら汝は放逸(きまま)で佛道の修行をおこたり怠けているからだ』などと言ってはならぬ。

 またいろいろな教えを戯れに論じたり、教えに関して争ったり競ったりしてはならぬ。

 常に一切衆生に対して慈父のごとき想いを起こし、もろもろの菩薩に対しては大師であるという想いを起こすべきである。

 十方世界のもろもろの大菩薩に対して、常に心から敬い礼拝せよ。

 一切の衆生に対しても平等に法を説け。

 法に順(したが)って多くもせず少なくもせず、また深く法を愛する者のために、特に多く説くというようなことをしてはならない。

 この菩薩が後の世の佛法がまさに滅びようとする時において、この第三の安楽の行をまもって法を説くならば、決してこの人を悩ましたり乱したりする者はないであろう。

 志を同じくする好(よ)き人々が、共にこの経を読誦するであろう。

 また多くの衆が来てこの経を聴き、聴き終ってよく持(たも)ち、読誦し、説き、また書き、もしくは人にも書かせ、経巻を供養し、敬い、尊び讃めたたえるであろう。≫

 ――と、説かれているのであります。


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