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Web誌友会 板/2

3737レンゲソウ:2014/02/20(木) 01:20:40 ID:5BgCSuPg
 二、三年前のこと、新津市の金子スイさんが非常に教化力が旺盛で大勢の人々が救われるので、
妻の春恵さんが、「金子さんは素晴らしいですよ。私も金子さんには教化の点では負けそうでご
ざいます」と言ったときに、昭三君はその『負ける」という言葉をとらえて、それを機会に真理
の説法を諄々とはじめたという事です。

 「生長の家の講師たるものが、勝ち負けを考えるなどと言うことはない。立場を谷口先生におい
て考えてみなさい。谷口先生は弟子が自分より優れたら大変だなどと考えておられると考えるか。
先生は弟子が自分をはるかに超えてくれたら、どんなにお喜びになるか。どの弟子もどの弟子も、
よりよく伸びることこそ先生のお喜びであるのだ。お前も講師の末席をけがす身が後進の伸びるの
が気にかかるスベタ芸人のような性根なら、み教えに対する背信だ。お道をけがすのはお前のよう
な弟子だ。のびる人をどんどん押し上げることこそ、布教者の第一使命だ。それが出来ない位なら、
今すぐ講師をやめなさい。」

 春恵さんは、そんな気持ちで金子さんのことを言ったのではなかったけれども、昭三君のこの言葉
の道を奉ずる真剣さに打たれて、ひれ伏して昭三君を伏し拝んだ。

(新版「真理」第3巻、谷口雅春先生著 20pより謹写)


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