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Web誌友会 板/2

3598復興G:2013/12/31(火) 21:25:48 ID:AB6RqYXc

<つづき>

≪安岡正篤著 『干支の活学』 より抜粋引用≫

 そもそもなぜ馬をこの午に当てはめたかと申しますと、これもなかなか考えたものでありまして、ご承知のように馬というものは実によく相手を知っておる。騎手がよいときわめておとなしい馬も、一度人間を馬鹿にしたり、反感を持ったりすると、たちまち蹴ったり、振り落としたりして、いっこう言うことを聞かない。そういうところから馬を当てはめたのでありましょうが、日本もこれらの荒馬を乗り損ねたら本当にたいへんです。

 国家・国民という立場から言って、かりに彼ら共産勢力が政治を支配して、従来の保守勢力がすっかり衰退するということになると、日本は従来の歴史とは違った大きな社会変化を生ずる。最悪の場合には歴史的・伝統的な日本に終止符をうつことになる。だから、どちらでもよいと腕組みをしているわけにはまいらぬ丙午であります。

 しかしもっとよく観察すると、国家・国民にとって希望を持つことのできる、賀すべき反対勢力も目に映る。例えぽ自民党の中にも、「従来のような自民党ではもうだめだ、ここまでくれば思い切って改革しなければならん、場合によっては分裂も可なり、我々の手で新保守党をつくろう」 というような突き上げもあるわけであります。

 また、もっと歴史や伝統をたずねよう、立派な人に学ぼうというような、在来のジャーナリズムから言うならば反対の現象が勃然として興ってきた。こういうものをうんと持ち上げて、これに時を得させて、なんとかして代表勢力・支配勢力に育ててゆけば、日本は望ましい変革ができるのであります。

 そういう複雑な現象が丙午の中に含まれておる。これをどう処理するか、またどうしてこの機運を来年に発展させるか。こういうことが今年の干支より見た日本の重大な意義であり、また使命でもあります。

 したがって今年は本当に重大な時機であります。しかし今日の世の中はもはや一政府、一内閣・一政党の力ではどうすることもできるものではない。国民のあらゆる指導層の人々が真剣になって、新しい機運を盛り上げてゆくほかにはないのであります。みなさんもそこに活眼を開かれて、この丙午の年の真実の意義をよく認識して、遺憾なく達成していただくように深刻に望まれるゆえんであります。

          ○

 以上で、安岡正篤著 『干支の活学』 からの抜粋引用文を終わります。

 来年は、「甲午(こうご、きのえ・うま)の年です。

 「甲」 はかいわれで、旧来の殻を破って、新しい創成を始める意。

 午の上の二画は地表をあらわし、その下の十の横一は陽気で、縦|は陰気が下から突き上げて地表に出ようとする象形文字。だから午(ご)は杵(ご)なりで、〈そむく〉〈さからう〉という意味になる。即ち、反対勢力の高まりを示す。

 「旧来の代表勢力がすでに極に達して反面にこれに対する反対勢力の突き上げに遭う象(かたち)である。これをどう処理するかによって、運命が一変してくる」 と言われているのです。

 重大な年になるかも知れません。

 でも、それはより一層すばらしい神の国のすがたが顕現する過程であって、必ず神の御心にしたがい、万物調和の地上天国があらわれてくると信じます。


 まもなく、平成25年が過ぎ去って、新しい平成26年、2014年を迎えます。

 このweb誌友会、またこの掲示板に書き込まれたことのあるすべての皆さま、また、書き込みはしなくても、ご覧くださっていたすべての方々に、特に神様の限りない祝福が天降り、新しい年が、喜びに満ちあふれた、素晴らしい良い年になりますことを、お祈りさせていただきます。

 皆々さま、ありがとうございます!


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