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Web誌友会 板/2

3510復興G:2013/12/24(火) 21:07:21 ID:AB6RqYXc

<つづきです>

 宗教は愛である。愛なしに伝道したんではいかん。責任感で伝道しているのではだめです。本当に、これをしなければ国家を救うことはできない、人類を救うことは出来ない、隣人を救うことは出来ない――という愛の権化になって動き出したときにはじめて、伝道が力あるものになるわけです。

 愛は神である。愛なしに伝道したら、神なしに伝道しているのと同じことですね。だから吾々は、まず愛をもって――愛をもって何を与えるか。それは、真理を与える。真理とは何であるか。真理とは、

 「この世界は神の創造り給うた世界である。悪はないのである」 という根本実相、

 「悪はない。病気もない、罪もない、業(ごう)もない。」 この実相を伝える。

 この実相を伝えることによって、迷っている結果あらわれているところの病気も、貧乏も、家庭の不調和も、子供の不良も、何もかも消えてしまって、実相が顕れる。これが根本です。

 その真理を伝えるための愛行。――雑誌を配るのも、神想観をするのも、あるいは街頭で説教をするのも、すべてこの実相円満完全、一切皆善の、神のつくり給うたところの実相世界の素晴らしさをほめたたえ、そしてその素晴らしさを心の眼で見つめて行く。見ればあらわれる。それが神想観の行事でもあるわけです。

 また家庭を訪問して行っても、そのお宅の実相を拝む。既に繁栄しているすがたを、すでに調和しているすがたを、すでに病気がないすがたを、すでに調和しているすがたを、すでに病気がない姿を、拝まして頂いて、そうして 「ごめんください」 と入って行く。そのときにですね、もう一切の悪は消え、抵抗は消え、そしてそこに現れていらっしゃるのはみんな吾々神の子の兄弟であってですね、もう一切の苦悩がない神の子たちが現れてきてくださる。そして神の子が藭の子と対面して、神の子の実相が現れる。これが本当の伝道だと思います。

 その時にはじめて、「仏と仏とのみ能(よ)く真理を究尽(ぐうじん)し給えり」 (唯仏与仏乃能究尽) という境地が現れてきて、もうそこには一切の悪は無い。訪問して行ったお宅が、今まで病人があったとしたら、病気が消える。悩みがあったとしたら、悩みが消える。憂いがあったとしたら、憂いが消える。そしてもうそこに、その人の家庭に、天国浄土が出てくる、ということになるのが、本当の伝道であると、私は思うんです。それで、

「ああ、素晴らしきかな、この実相世界よ。
 神の無限の智慧に満たされている。
 神の無限の愛に満たされている。
 神の無限の生命に満たされている。
 神の無限の供給に満たされている。
 神の無限の喜びに満たされている。
 神の無限の調和に満たされている。
 ………」

――と、その実相を心の眼で見て、ほめたたえ、それを語る。そして目の前にいらっしゃるすべての人を、神の子の如来様であるとして、拝める。ここにはじめて、伝道の最後の成就があるということになると思うのであります。
 今日はこれで終わります。ありがとうございます。

<第一話 「伝道とは愛の実践」 御講話終わり>


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