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Web誌友会 板/2

3156復興G:2013/10/13(日) 21:03:13 ID:AB6RqYXc

a hope さま、ありがとうございます。

>>3151

>> << 先生は、「肉体はないのである」 というご自覚から、「久遠の今・此処・われ」 「一切は自分である」 という 「大慈悲」 の心、「実相の心(われ)」 に立って、菩薩行を続けられた。それは、仏道で 「証上(しょうじょう)の修(しゅう)」 と言われる 「悟ってからの精進」 としての菩薩行であられたわけです。>>

と雅春先生のご心境というか、お悟りの状態(魂の状態)をご説明してくださっていますが、それは大熊先生の「一霊四魂がわかれば先祖供養がわかる」のノートの一霊四魂の図にの中の「奇魂(くしみたま)」の状態なのではないかと感じました。

とにかく、雅春先生は「大悟」されていたわけですから神さまの御心とはほぼ一致されていらしたのだと思います。

ですから、雅春先生は、天界(神の国)の「和魂(にぎみたま)」たちが天界を拠点に社会国家のために活動している状態も悟られて、現象世界においては、ご自分が中心者となってその活動を表現されようとしたのが「人類光明化運動」なのではないかとわたしは解釈しました。
(間違いがあれば、ご指摘ください)<<

について。

 「古神道の一霊四魂(いちれいしこん)の説」 について、谷口雅春先生は 『新版 人生を支配する先祖供養』 の51頁に、次のように書かれています。

   ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

   古神道の一霊四魂の説

 日本の古神道では人間の霊を一霊四魂(いちれい しこん)に分けている。

 一霊とは実相の霊であり、これを直日霊(なおひのみたま)という。総括総撹の純粋霊である。

 それが奇魂(くしみたま)、和魂(にぎみたま)、幸魂(さちみたま)、荒魂(あらみたま)の四つのはたらきとなって分化する。

 荒魂(あらみたま)は最も波動が粗大で荒々しい、これは肉体そのものである。古神道が肉体そのものを物質として観ないで霊的な 「魂(みたま)」 として扱っていることは興味あることである。だから、墓地に肉体を土葬したり、お骨を埋めたりしたら、たしかに荒魂(あらみたま)は墓地にましますわけである。荒魂は物質界を処理する魂であるから、それを換言すれば 「墓地は迷っている霊魂がさまよっている所であり、悟っている霊魂はもうそこにはいないのだ」 という近代の霊界通信を裏づけることになる。

 悟っている魂(みたま)、即ち叡智の魂(みたま)は奇魂(くしみたま)であって、肉体を脱した時、直日霊(なおひのみたま)に還る。

 幸魂(さちみたま)は家族と共に生活し家に祀られた位牌等を媒介としてそこに鎮まり、

 和魂(にぎみたま)は天界に昇って天界を拠点として社会国家のために活動する。

 そこで、墓に留まっているのはまだ肉体生活のつづきの意識を持続して悟りを得ない荒魂であるから、その墓の形がどんな形を喜ぶかということは、その亡霊自身がどんな形の墓に執着するか、その執着によってきまるわけである。その人が生前、墓の形に関心があって「こんな墓を建ててほしい」と言っていたのであれば、その形の墓を建てれば満足するのである。祖先が真言宗の人であれば真言宗式に五輪塔(ごりんとう)を建てればよいし、キリスト教の人であれば十字架を建てれば悦ぶのである。

 しかし、墓地に関心のない無頓着な霊魂、あるていど悟りをひらいた荒魂は、墓にはいないで、四魂一体となって自由自在に顕幽(けんゆう)両界を往来して、愛他活動をして生活し得るようになるのであるから、墓石の形は別に問題とするに足らないのである。

 <つづく>


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