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Web誌友会 板/2

2901復興G:2013/09/24(火) 14:42:46 ID:AB6RqYXc

 一昨日の22日(日)、私は讃美歌などを無我になって美しく合唱するつどいに行ってきました。

 そこでだいたいいつも最初に歌うのは、讃美歌310番 「しずけき祈りの…」 です。 その歌詞は――

1.しずけき祈りの ときはいと楽し
 なやみある世より われを呼びいだし
 父のおおまえに すべての求めを
 たずさえ至りて つぶさに告げしむ

2.しずけき祈りの ときはいと楽し
 さまよいいでたる わが魂(たま)をすくい
 あやうき道より ともない帰りて
 こころむるものの 罠(わな)をのがれしむ

 ――これを歌って、私はある誌友会のことを思い出しました。

 それは、先祖供養のことを話題にした時、ある女性の方がこんな話をされたんです。

 その方は最近お姉さんを亡くし悲嘆に暮れていらっしゃったとき、ひろ・さちやさんという仏教学者の話を聴かれた。ひろ・さちやさんは、こう言われたそうです。

 「皆さん、みんないずれあの世へ行くことになるんですが、あの世へいくのに手ぶらで行きますか、それとも何か手土産を持って行きますか?」 と問いかけられた。「手土産を持って行くとしたら、どんな手土産がいいでしょうか?」 と。

 それでみんな考えてしまったけれど、ひろさんの答えは、

 「あの世への手土産は、この世で悩み苦しんだ話、苦情や小言をいっぱい土産話に持って行きなさい。あの世は極楽で、なんにも苦しみのない世界だから、そういう苦しみの話が、よい手土産になるんですよ。」

 ということだった。それを聴いたその方は、なにかホッとして、とても救われた気持になったと話されました。

 私は言いました。

 << 「あの世」 というのを、死後霊魂が修行する場としての霊界と考えると、そこは現象界の続きだから、必ずしも 「なんにも苦しみのない世界」 ではない。だけど、「あの世」 というのを 「実相世界」 「絶対愛の神の国」 と考えれば、そういうことが言えるでしょうね。>>

 と。そのことを思い出して、讃美歌310番 「しずけき祈りの…」 の歌詞――

1.しずけき祈りの ときはいと楽し
 なやみある世より われを呼びいだし
 父のおおまえに すべての求めを
 たずさえ至りて つぶさに告げしむ

 ――というのは、「あの世への手土産」 のことだな、と思いました。その 「あの世」 は、なにも死んでから行くところではない。今、此処にあるんだ。今、ここにある天国浄土、神の国なんだ。それは時空を超えた今、「久遠の今」 此処なんだ! 「父」 とは、その絶対愛にしてわれらの内より導き給う神なのだ! そう思いながら、うれしい感動をもって歌っていたのでした。
<つづく>


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