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Web誌友会 板/2
2649
:
復興G
:2013/08/20(火) 10:10:57 ID:AB6RqYXc
>>2638
:ユタカさん
よい試験問題、公案を出して下さってありがとう。
私も、よい勉強になります。
>>問8 P19〜
皆さんは生命の實相を知った神癒医師(メタ・フィジッシャン)ですが、神癒医師の務めとは何かを書いて下さい。<<
その回答となるテキストのご文章に蛍光ペンで傍線を引きました。その部分を謹写させて頂きます。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
肉体人間は「生命」の造った自働人形
われわれは今まであまりに五官の働きに信頼をおきすぎて、生命の実相をみることを拒んでいたのであります。物質を見て霊を見ず、影を見て生命を見ず、肉を見て本当の人間を見なかった。(中略)
けれども眼に見えない不思議な力が内から働くとき、脳髄細胞でも心臓の細胞でも肺臓の細胞でも、その内から働く無形の力が造り上げるのであります。この無形の内から働く力は、どの物質分子をどういうふうに有機的に化合させて、どういうふうに配列したら脳髄細胞に造りあげることができるかということを知っており、それをちゃんと脳髄細胞に作りあげて、物を考える物質(脳髄)というものを作りあげたのであります。この「無形の内から働く力」こそわれわれの「生命」であり、われわれの本当の心なのであります。(中略)
この内から働く無形の力こそ「本当の自分」(生命)なのであります。この「生命」は肉体を超越して存在し、われわれの肉体がこの世にあらわれるまでにすでに存在していて、肉体を設計し創作したところの霊妙不可思議なる存在でありまして、この霊妙不可思議な生命力こそ「本当の自分」であって、われわれが今まで「われわれ自身」だと思っていたところのこの肉体は、この霊妙不可思議なる「本当の自分」の設計になる自働人形(ロボット)にすぎないのであります――言い換えますと、「本当の自分」が想念を起こした――その想念の反影がわれわれの肉体なのであります。(中略)
だから、脳髄という肉体人間(ロボット)の頭で、どうしたらこの肉体は治るだろうかと思い煩うにはおよばないのであります。それは人造人間(ロボット)の頭で人造人間(ロボット)をいかに修繕しようかと思いわずらう必要がないようなものであります。人造人間(ロボット)に故障が起こったら人造人間(ロボット)を製作した技師が一等その修繕がうまいのでありますから、この技師に修繕のことを委ねるがよいのであります。
この技師がわれわれ自身の「生命」でありまして、これが「本当の自分」である。「人間考え」「人間知恵」というものは人造人間の機構から発する作用で、いくぶんは「本当の自分」の考えを反映してはいますが実に不完全なものであります。医学的知識というものは要するに脳髄をこしらえたわれわれの「本当の生命」すなわち「本当の自分」から出る神知ではないのでありまして、拵えられた人造人間(ロボット)の脳髄から出る不完全な知識でありますから、内部から働く生命の自然療能の神秘的知恵に及ばないこと万々なのであります。
肉体人間(ロボット)は人間の模型ではありますが、「真の人間」ではないのであります。われわれは「真の人間」を視つめなければならない。この「真の人間」を見いだし、その「真の人間」の実相を視つめますとき、それが「神の子」であり、いな「神」そのものの流れであって、その中に無限の供給がある、無限の生命の供給もあれば、無限の知恵の供給もある、無限の愛の供給もある――なくてはならぬいっさいのものの供給がそのうちにあるということが解るのであります。
これを患者に解らせてあげるのは神癒医者(メタフィジッシャン)のつとめなのであります。すなわち神癒医者(メタフィジッシャン)というものは、人間を人造人間(ロボット)の境地から真の人間の境地にまで、高く上げる聖業を営むものでありまして、人造人間の故障の要所を外から繕(つくろ)う役目をするのではないのであります。(中略)
みなさんが病人に対せられる時には真理を話して人間を治すことに主眼をおかれたいのです。(以上)
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