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Web誌友会 板/2
2576
:
復興G
:2013/08/16(金) 16:27:50 ID:AB6RqYXc
<つづき>
(8)九条の呪縛と日本の可能性
そもそも、当時の政府と統帥部の首脳は、憲法の改正を望んでいなかった。にもかかわらず、連合国は占領中に、三つ目の原爆投下までちらつかせて、日本に憲法を変えさせたのであるから、日本人としてはけっして納得のできるものではない。
しかも、前文や第九条をはじめ、問題のある条文が多く、日本国憲法こそが「戦後レジーム」の正体ともいえよう。連合国が日本占領の目的とした「精神的武装解除(精神的に骨抜きにすること)」は、憲法改正によってその基礎を固めたのである。憲法の改正なくして戦後レジームからの脱却はありえない。
帝国憲法から日本国憲法へ切り替わったことによっても、天皇の法的な地位に本質的な変化はなく、天皇と国民が一体となった「君民一体」こそが、わが国の主権者の姿であることに何ら変化はない。にもかかわらず「国民主権」という言葉が独り歩きし、さも憲法の変更と同時に日本の国体が変わり、天皇と国民の関係が本質的に変化したかのような空気が蔓延しているのは確かである。
その結果、学校教育の現場では「天皇は主権者の地位を国民に明け渡し、いまは象徴になった」などと、まったく見当違いなことを教えている。これも連合国による精神的呪縛の一つというべきであろう。
日本人が日本をしっかりと理解することは、日本の将来にとって重要なことだと思う。憲法について国民的議論を積み上げ、日本の統治のかたちについて再認識をしなくてはいけない時期にきているのではないか。国体に関する議論を経ることで、日本人は確実に日本人としてのアイデンティティーを再確認し、日本人であることの誇りを取り戻すことができるのではないかと思う。
これまで日本人は憲法を議論しようとしなかった。憲法改正を口にするだけで「軍国主義」などと罵られる状況だった。しかし、空気は完全に変わった。いまや、憲法改正を正論として語れる時代になったのだ。
しかし、憲法改正の議論は、押しつけられた憲法を木っ端微塵に粉砕するような態度で臨むべきではない。屈辱的な「押しつけ憲法」であったとしても、そこには日本人が死守した条文があることを忘れてはい.けない。日本国憲法に一定の敬意を払いつつ、必要な箇所を粛々と改正していく態度こそ、あるべき伝統を重んじる日本人の姿勢ではなかろうか。
日本人が自らの頭で考えて、自らの手によって憲法を改正していった先には、前途洋々たる未来が開けていると思うのだ。そのためには、日本国憲法第九条の改正が不可欠であろう。国防は国の基礎である。現代日本人を支配している自虐史観が取り払われ、日本が精神的・物質的に自立した国になったとき、日本はほんとうの輝きを取り戻すであろう。
第九条の呪縛は物理的・精神的の両面にわたっている。九条によって日本は戦争を放棄し、戦力を保持せず、交戦権ももたない国になった。自衛隊は九条が保持を禁止する「戦力」には該当せず、軍隊ではないことになっている。しかも「専守防衛」を徹底することになっているため、近隣諸国から国際法に違反する挑発行動を受けても、絶対に自衛隊の側から攻撃をすることがない。とくに中国はそのことを熟知していると思われ、本来なら攻撃されてもおかしくないような挑発をわざと仕掛けてくる。
(後略)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
以上、長々と竹田恒泰氏の日本「国体と憲法」論を紹介してまいりました。
テキストから外れて長くなって、ごめんなさい。
上記竹田氏の憲法論は谷口雅春先生の憲法論(帝国憲法に復元改正よ)とも違いますが、日本の国体は戦前も戦後も 「君民共治」 で変わっていない。今も、主権は 「君民一体」 の姿にある、というのは、ユニークな観点の独創性ある国体論・憲法論だと思われ、共感するところあり、考えさせられました。皆様、どう思われるでしょうか。
<つづきます>
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