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Web誌友会 板/2

2565復興G:2013/08/16(金) 03:17:09 ID:AB6RqYXc

 第16回web誌友会は、いよいよ今夜からですね。

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 <<第16回web誌友会予告>>

日時   8月16日(金)21:30から
      8月17日(土)23:00まで

テキスト 『生命の實相』第4巻
      第1章〜第4章 p.91 まで

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 そこで、プレ・誌友会と申しますか、問題提起を始めたいと思います。私の切実な疑問、課題がありますので、曳馬野さまなど教団の方からもぜひご教示を賜りたい――総裁から直接のご教示が頂ければ最高にありがたいことであると思っております。何卒よろしくお願い申し上げます。

 さて、テキストの中で、私が特に注目しましたのは、「第3章 祖国愛は神の道」 の中でp.53〜55のところです。まずはテキストの当該部分を謹写掲示させていただきます。

   ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆ 

     郷土愛と祖国愛

 郷土愛、さらにそれが大きくなっては祖国愛――それは超越的な汎世界的な立場からみまするならば、一個の執着の念だとも評されましょうが、さらにそれを深く考えますと日本に生まれた日本人は日本を愛し善くすることによって世界に奉仕し、人類に貢献すべきであります。

 日本人が日本的であることが、世界のためになるのは、桜の木が桜の花を咲かせることによって人類を喜ばすのと同様であります。

 国民がその国土に生まれて、その国土から恩恵を受け、自分が現在安穏に生活を続けられているのもすべて国土のお蔭です。国土の恩(おかげ)と同時に、その国土の開発につぶさに艱苦をなめつつ努力して来られた祖先の賜(たまもの)でもあります。

 この恩この賜の一切を否定してしまって、祖国などはどうでもよい、祖先の意志などというものはどうでもよいものだというように祖国に対して反逆的思想をいだくということは、恩の否定、賜の否定、感謝の否定ということになって、これは神の道――人の道ではないのであります。

     神の道と人の道

 神の道といいますが、人間は神の子でありますから、神の道とは人の道のほかにはないのであります。

 われわれの父祖が遺愛の記念品は、たとい一個の盃であろうとも一片の手紙であろうともわれわれはそれに愛を感じる。いわんや、いく百代父祖が生命をかけた国土に対して愛を感じないことは自然でない。それが人として当然のことであり、人情であるのであります。

 かくのごとき愛もただの執着にすぎないといって排斥することになるならば、一切の人間的な麗わしき人情を否定してしまうことになり、この世界を織りなしている「人間の心の美術」を無にしてしまうということになるので、それは人の道ではない――したがって神の道ではないのであります。

 キリストでさえも「隣人を愛せよ」といったのでありまして、「まず遠人を愛せよ」とはいわなかったのであります。われわれは、まず手近かなものを愛することから始めなければならないのであります。隣人といったら他人のことであって、家族のことではないと思っていられたら大まちがいであります。われわれにとって最初の隣人とは家族でありますから、家族を本当に愛しないようなものは本当に神を愛するものではないのであります。

 「手近かにいる兄弟を愛しないで、眼に見えない神をどうして愛することができよう?」 とキリストも反問しているのであります。

 われわれが親子となり、兄弟となり、血縁のつながる近親者となってこの世に生を受けてきているということは、決して偶然ではない。それは深き因縁あることであり、神がまず最初の隣人として、それらの人々を最も愛し最もよく世話をするように、われらの最も近くにそれらの人々を置き給うたのであります。

 むろん、われわれは距離の問題を超越して広く隣人を愛しなければならない。このことは真理であり、われわれはこの真理に従わねばならない。しかし、距離を超越して愛せよとは近くを捨ててまず遠くを愛せよということではないのであります。この点、誤解のないように願いたいのであります。

 「近くを捨てる」 ということならば、もはや 「近く」 とか 「遠く」 とかいう距離にとらえられているということになるのでありまして、本当に距離を超越したことにならないのであります。われわれが真に距離を超越しえたときには、近くにかかわらず遠くにかかわらず、摂理によって自分に与えられた者を愛することができるのであります。

 そうすると結局、距離を超越して愛するとは、まず手の届くところにある近き者を 「本当」 に愛するということになるのであります。真理に随(したが)うとは、最も自然な生活のできる人が、最も真理に近い歪(ゆが)みのない生活をしているわけであります。<謹写引用終わり>


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