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Web誌友会 板/2

249復興G:2013/02/17(日) 20:11:12 ID:AB6RqYXc

トキ様
SAKURA様
志恩さま
皆々さま

私は霊界のことにはあまり興味がなかったのですが、今回は、なにか納得できるものがありました。

テキスト第5章の最後のところを謹写させて頂きましょう。

    ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

<テキスト 『生命の實相』 第2巻 第5章p.165~166より>

 ……この霊界よりの消息にあるように、われわれは心のリズムを浄め上げ、高め上げ、高き霊界のリズムと調子を合わすことによってのみ、いっそう偉大に進歩せる霊界、天界、さらに進んでは実相世界のリズムを感受し、それによって人間界に偉大な芸術や、偉大な発明や、偉大な思想を生み出すことができるのであります。

 われわれが神に近づこうとするには、神と調子を合わすということよりも必要なことはないのであります。

 われわれの心のリズムが低卑であれば、低卑なカミ(すなわち第三種類に属する霊魂神(みたまのかみ)のうちでもいっそう低い階級のまだ悟りを開かない人間の亡霊や、他愛もない動物の霊魂)とリズムが感合しまして、実際生活上実につまらない誘惑を受け、肉欲や、物質欲などの虜になってしまうのであります。

 だから自分の奥底の魂のリズムを高潔にすることほどわれわれにとって必要なことはないのであります。

 で、この奥底の魂のリズムを清く高くするために、われわれは「神想観」のごとき精神統一の修行を行ない、せめて、ある時間に限っていっさいの低い地的な心の思い煩いを去り、一心不乱に心を至上神(いとたかきもの)にのみ注いで、魂の奥底のリズムを高めかつ清めるようにおすすめしているのであります。

 こうして魂の奥底のリズムを高めておきますと、芸術家は芸術家として、いっそう高き霊界の大芸術のリズムを感受し、思想家は思想家として、これまたいっそう高き霊界の大思想のリズムに触れることができ、その人おのおのの天分の種類に応じての最高のものをこの現実世界に生み出すことができるのであります。

 生長の家の「智慧の言葉」に「人間の心は大生命の変圧器」だということがありますが、せっかく、最聖(いとたか)き大生命からの高圧の電流を受けながら、われわれの心のリズムが低卑なために微弱な電流に変じてしまうのは惜しいことであります。

 わたしが皆さんにしっかり「神想観」の実修をしてくださるようおすすめし、一方日常生活においても「生長の家の生き方」を実践して争いや怒りや憎みの心の曇りをとり去ってくださるようにおすすめしているのは、皆さんが霊界、天界、実相界のいっそう精微なリズム(精神波動)を感受し、これを実生活に再現して実人生を生き甲斐のある価値あるものにしてくださることを念願するからであって、「神想観」によって病気が治ることがあるのは、心のリズムが調うとともに、現実界全体のリズムが整うてくるために起こる単なる一作用にすぎないのであります。
<謹写 完>


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