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Web誌友会 板/2

2455a hope:2013/07/24(水) 08:20:05 ID:edEDolt2
《生きている家族と接する気持ちで》

―――先祖供養は、どのような気持ちで取り組んだらいいのでしょうか。

〈楠本〉先祖が迷っているから、自分はこんなに不幸になるんだ、聖経を読んであげるから、早く悟りなさいと考える方が多いんです。けれども、これでは供養にはなりません。供養とは問題解決のためではなく、あたかも生きている家族に接するように先祖にも接して、感謝することなんです。

自分がこの世に生を享けたということは、父母がいるということですよね。その父母にもまた父母がいる。こうして先祖を十代遡(さかのぼ)れば、千人余りいることになり、二十代遡れば、百万人以上もいることになる。その内の一人でもいなかったら自分は存在しないわけです。こんなんいたくさんの先祖から生命を受け継いで、自分がここに存在している、ということに思いを馳(は)せれば、どれだけありがたいことかを実感できるのではないでしょうか。

仏前や神前で聖経を誦げることは、先祖に感謝の念を伝えるだけでなく、実は自分自身の魂にもそれを伝えていることになるんです。自分と先祖がともに「神の子」を自覚して力を携え合うことで、私たちの運命はますます明るく開けてきます。

以上 
感謝 合掌。


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