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Web誌友会 板/2

235復興G:2013/02/16(土) 21:57:18 ID:AB6RqYXc

テキスト 『生命の實相』 第2巻 第5章より<7>

  問い「幼少で死んだものが幽界でどんな生活をしているか、一つその実況を見てきてくれないか?」

  答え「承知しました。一つ守護神さんにたのんでみましょう。――(五、六分の後)
 ただ今見せてもらいました。赤ん坊でも、小さいながらわれわれと同様修行させられて心も姿も発達するのですネ。地上の子供のようには迅速ではないが、やはりあんなぐあいに大きくなるのですね。僕の行った所では五十歳ぐらいの婦人たちが二、三人おって、それが子供たちの世話をしていました。子供の人数ですか――人数は五、六人で、三歳から四、五歳ぐらいの男と女の児が一緒にいました。抱かれたり何かしている具合は現世とちっともかわりません。場所はあっさりした家の内部ですが、ドウも幽界(こちら)の家屋はどうも皆軽そうに見えます。ずっしりと重そうな趣がなく、なんやら芝居の道具立てのような感じがしますネ。僕は守護神さんに向かい、これらの子供が学校へ行く年齢になればどうなるのかと尋ねてみましたら、守護神きんはさっそく僕を学校のような場所へ連れて行って見学させてくれました。一学級の生徒は二十人ぐらいで、やはりここでも男女合併教育をしていました……。」

  問い「他にも組がいくつもあるのだね?」

  答え「いろいろの組に分れています。何を標準として学級を分けるのかというと、それは受持の教師のする事で、主として子供が死ぬ時に因縁によりて導いてくれた神とか仏とかに相談して十分調査の上で実行するらしいのです。もっとも宗教的区別などはある程度までの話で、上の方に進めばそんな区別はぜんぜん消滅するそうです。」

  問い「科目はどんなふうに分れているか?」

  答え「現世とは大分異いますね。算術などはぜんぜん不必要で、そのほか地理も歴史もありません。幽界で一ばん重きを置くのはやはり精神統一で、これをやるとなんでもわかるのです。音楽だの文芸だのも、子供の天分しだいでワケなく進歩するようです。学問というよりもむしろ趣味に属しましょう。趣味があればいくらでも進歩するが、趣味がなければまるきり駄目です。ですから子供たちは一室に集まっておりながら、その学修する科目はめいめい異います。」(下略)

 この霊界通信は他の信ずべき霊界通信と一致するところも多く、真実性を認めることができるのであります。この霊界通信にもあるとおり宗教的区別というものは上層の霊界へ行けば無くなるので、「この宗教でなければ救われない」と偏頗(へんぱ)に片寄った執着をもっている間はそんなに高い霊界に行くことができないということをすべての霊界通信は一致していっているのであります。

 それから、霊界へ行っての修行が何よりも精神統一が第一だというのはおもしろいではありませんか。「霊界では精神統一をやるとなんでもわかる。音楽だの文芸だのも子供の天分しだいでワケなく進歩する」と新樹青年は霊界の事情を見てきて話しているのですが、われわれの住んでいる地上の生活もやはり原則は同じことで、精神統一によってあらゆるものが上達し、われわれの境遇運命も徐々に精神力によって支配できるようになっているのであります。
 「心が一つの目的物に統一して注意がそこに集中すると、自分と周囲の一切とがその目的物を実現すべき方向に自然に動き出す」というのが最近発見された精神科学の原理であります。
<つづく>


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