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Web誌友会 板/2
2296
:
ユタカ
:2013/07/13(土) 16:32:45 ID:R1D4Jmeg
それからもう二十数年にもなりますが、其後、諸方へ転々として行かれたらしいのですが、今では観海楼の料理場の主任をしてゐて、料理が美味しいというので評判がよい。どこで料理の仕方をおぼえたのか知らんけれども、観海楼に行くとあの人が僕に特別に念を入れて料理をしてくれる。旅館の板前の主任をやっているのいで、ただの料理の職人かと思ったら、ちゃんと立派な二回建の自分の家を一軒建てて、裕福に暮らして人間とし成功していられます。「かうなったのは先生のお陰です」と会ったときお礼を言ってゐられました。
もう一人の秋月さんも生長の家で肺結核が治って、一時大阪で生長の家の講師をしておられたが、その後、途中で信仰がふらふらになり、脱線しましたら、再び結核が再発したのかどうか知らぬが、顔色が黒っぽい紫色の所謂悪液質みたいになり、やせ細りましてもう顔に死相があらがれたやうになってゐました。これは罰が当たったじゃないのであります。
生長の家の神様は罰を与へないけれども、自分自身で自己処罰して罰を当てるのです。それで一時瀕死の状態みたいになってをられましたが、 今まで自分は間違ってゐた、生長の家で一ぺん生命が救われてゐながら、生長の家をはなれるなんて申し訳なかったと気がついて再び生長の家にもどって来られて、生長の家講師として人を救う愛行をして生涯を捧げようと決心されて、わが身の病気をわすれて、人を救うために真理を説いてあるかれたのです。
あの人の話は面白いのでなかなか評判がよい。落語家の金語楼みたいな風格があり、人を笑わせながら真理を説くのが上手なのです。さうして愉快に楽しく心を明るくする真理を教えて歩いているうちにまた、健康が回復してぷくぷく肥えてこられました。
人間は「肉体」ではないのですから、霊であつたら、普遍的の存在であり、自他一体でありますから、他を生かすようにしてゐれば自分が生きてくるようになるのです。
他を生かすことを止めて利己的になり、互ひの恩愛を遮断するようになると、大生命の流れがそのままに現象化しないで病気があらはれます。「人間は神の子である。」といふことを本当に自覚したら自然に他の人にもその真理を伝えたくなるのです。他に伝えたくないやうだったら、「人間・神の子・自他一体」の真理を自覚していない証拠です。
「報恩行についての神示」にありますやうに、吾々は、神さまの真理を知らしてもらふ機縁を与えて下さった橋架けなった人ーー真理と縁を結んでもらったひとに対して、その恩といふものをわすれてはならないのです。
生長の家の誌友は生長の家といふ縁を通して、神様を知らしていただいたのでありますから、「もう真理を知ったから、私は神さまと直結だ。もう生長の家など通さないでよい」などと恩を遮断すると、其の生命を断ち切る心の反映として、現象的に病気その他の不幸があらわれてくるのであります。
生長の家の教へは簡単ですから、もう知ったら止めようとおもったらいつでも止めれるけれども、知るという事と体得するといふ事とは違う。
生長の家の真理の書物は非常に沢山ある。他のどの宗教にも無いくらゐに沢山あるけれども、 簡単に言へば縦の真理は”人間・神の子”ということであり、横の真理は ”環境も肉体も吾が心の影” といふことで、縦と横との二つの真理で、それでおしまひだ。
「それでわかった。はいさやうなら。人間は神の子だから自分は神の子で神さまは親だから『子』と『親』とこれから直通だ」といふ訳で、相愛会へも教化部へも道場へも往かぬ。
そして「わしはわしで独立独歩の神さまの子だ」と考える人もあるけれども、それはやっぱり間違ってゐるのであります。 それは人間といふものが、神さまとのみ直通してゐると考えて、神の子の相互連関による孤立した存在ではないといふところの真理を忘れてしまってゐるのであります。
人間は「全体」の中にゐるところの「一人」であって、全体とのつながりに於いて生かされてゐるのであるといふことが神の子の自覚であるといふことを忘れてしまって、自分だけの力で神さまと直通だ!というやうな考えをおこしてゐるから、さういう間違った考へを起こすことになるのであります。
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