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Web誌友会 板/2

2181復興G:2013/07/04(木) 15:29:36 ID:AB6RqYXc

<投書文のつづき>

 尊師谷口雅春先生には 「日本の天皇制は日本民族 いや全人類の最大遺産、最高芸術である」 と教えて頂きました。

 そのかけがえのない天皇制の存在意義を、私たち生長の家を継ぐ者が将来にかけても皆に伝えていかなかったら、果たしてどうなるでしょうか。日本民族からますます 「愛国心」 を失わしめ、先祖、親への誇りは持てず、その末裔である私たち自身の尊厳性を失墜せしめることになってしまいます。

 今よく言われます「国際化」という遠心力の土台たる求心力の 「愛国心」、先祖供養の心、親孝行、そして 「われ神の子なり」 の自覚を少なからず崩していくことになると思います。

(中略)
 今の現実は、入会して真剣に道を求めようとすると、教えの勉強を深く繙(ひもと)く事より、愛行重視に傾きすぎて、「数・数」 と 「数」 のお化けに振り回され、幻滅し、重い心を引きずりながら結局組織の兵隊になり、将棋の駒のように追い回されて身も心も磨り減っていく。「数」 で人を裁き、悲しくも一番大事な 「互いの実相を大切に拝み合う美風」 はかなり失くなってしまいました。

 全力で献身された方ほど、病気になって倒れたり、ノイローゼになって入院されたり、この喧噪を避けるため人知れず故郷に戻られたり、そして耐えられずに哀しみ怒りを内に秘めながら組織を離れていく人が、かなりの数に上っていると聞きます。昔は決してこうではなかったように思います。

 またそのように真剣に教えを求め殉じようとする人と、例えば頼まれた義理で遊び半分に講習会のみに出かける人の重みが、ただの“一人分”として同じであることに大きな疑問を感じます。

 本当は真に神の意志による組織であれば、すべての人の個性を尊重し、育んでいく。数を集められる個性も、他の素晴らしい個性も共に大切にされる世界であるはずです。

 そして 「数」 に追われるような形式的な中心帰一でなく、「尊師が御心とされた神の御意志、麗しき真なる中心帰一の秩序のもと、すべてを愛し、育み合う世界の実現」 こそ第一に優先されるべきではありますまいか。

 谷口雅春先生は、私たち誌友、そして全人類の悦びと幸せを真に願われ、勿体なくも、私たちを 「菩薩」 と拝まれました。その崇高なお姿に接し、私たちは常に襟を正さずにはいられませんでした。(中略)

 今は講習会の大量の券の他、数多くの行事出席のため、お金は湯水の如く半強制的に集められ、多くの誌友は苦しんでいます。その多額の浄財は運動のための資金として本当に必要なものなのでしょうか。

(聖典より)
   <「12月4日」――真の宗教は生を明らめ生きる道を明らかにし、人間の生活をして真に幸福ならしめるところのものである。真の宗教とは決して教会や寺院で勝手に定めて、それを信者に強制する教条や規則ではないのである。その意味ではかえって職業宗教家より自由思想家、むしろ無宗教家といわれている人に、真の宗教を体得した人があるということができるのである。>

 現在の生長の家の指導者たる皆様方は、谷口雅春先生のこの御教えを敬愛し、「光明化運動を力強く推進して行かねば」 との使命感に燃えていらっしゃる点、心より素晴らしく有り難く思います。ただそれをあまり急ぎすぎて、残念ながら大事な点がちょっと忘れられているのではないかと、この一連の尊師の御言葉に接して感じました。
(後略)

     * * * * * * *

 以上で投書文の紹介をおわります。

 上記投書の手紙文が出てきたのは偶然ですが、偶然とは言えない何かがあるような気がしました。運動成果の 「数」 にこだわる問題を取り上げているときにちょうど、ひょっこり出てきたからです。

 投書は十数年前のことですが、今でも通ずるものがあるのではないかと思われます。

<つづく>


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