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Web誌友会 板/2

1509復興G:2013/05/30(木) 17:41:58 ID:AB6RqYXc

>>1506 :ユタカ様。

ありがとうございます。

今夜は出かけなければならない予定行事があって、その準備もしなければならないので今詳しいことは書けませんが――

観世音菩薩は、「阿弥陀三尊」では阿弥陀如来(無量寿如来、尽十方無礙光如来とも称される)の「慈悲」をあらわす化身とされ、左脇侍として安置されている菩薩様。

「般若心経」の冒頭には「観自在菩薩」という名で出てくる。

『法華経』の中の「観世音菩薩普門品」(「観音経」といわれる)には、衆生がどんな危難に出遭っても観音(観世音菩薩)の力を念ずれば安全に護り救って下さると書かれています。

そういう菩薩様ですから、当然、完全円満な大慈悲そのものでいらっしゃるのが本来のお姿でしょう。

それが、やはり観音経に「三十三身に身を変じて衆生を済度される」ということも書かれています。

谷口雅春先生は、『あなたは自分で治せる』の第13章「『般若心経』講義」(『真仏教の把握』にも収録)に、

「観世音菩薩というのも、内部的意義からいうと、仏像ではなく、皆さん御自身が観世音菩薩であります。相手の心の姿にしたがって三十三身に身を変ずる、ありとあらゆるどんな姿にでも顕れて衆生を済度なさる、これが観世音菩薩であります」(大意)と書かれています。

だから、観世音菩薩は本来完全円満ななのだけれども、自由自在にどんな姿にも顕れて衆生を済度される、と考えればよろしいのではないでしょうか。

あとは、また夜遅くか、明日に。

ありがとうございます。


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