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Web誌友会 板/2

150初心者:2013/02/14(木) 23:25:52 ID:4YcI.wfQ
るん様

ヨーロッパで普遍論争がかまびすしく議論されたのは、途中の中断をはさんで、
11世紀から14世紀の長きにわたってであったといいます。普遍論争とは、「実相が
ある」と考える人たちと、「実相はない、あるのは物質だけである」と考える人たち
によって争われた論争であったといわれているようです。

英語圏では、この論争が定冠詞と不定冠詞の成立に結びついたというのを、かつ
て読んだことがあります。「実相がある」と主張する人たちは、“the book”つまり
は実相としてのブックがあると主張し、「物質だけがある」と主張する人たちは、
存在するのは個物としての“a book”だけであると主張したと考えればわかり
やすいでしょう。

“the book”は実相、“a book”は物質と考えれば理解しやすいのではないでしょ
うか。異論はあるかもしれませんが、生長の家の方々には以上のような説明がシッ
クリくるのではないでしょうか。

定冠詞、不定冠詞にも思想的、哲学的背景があるということですね。ただしこれ
は、20年もまえに読んだ本の記憶です。真偽のほどはご自分で判断なさってく
ださい。わたしはこの説明に納得しています。

それと、唯心論といっても、ほんらいは実念論というべきものであり、プラトン主義
や新プラトン主義をそれぞれべつべつに奉ずる人々の思想をひとまとめに総合し
たものだと理解してください。

生長の家の唯神実相論は、ガチのプラトン主義と新プラトン主義がともどもに取り
入れられているとしかおもえないので、わたしには理解できない哲学思想です。
わたしの勉強不足といったところでしょう。


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