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Web誌友会 板/2

1277復興G:2013/05/21(火) 12:37:36 ID:AB6RqYXc

<昭和15年4月9日 名古屋公会堂に於ける谷口雅春先生ご講演 つづき 16>

 「われまた天の開けたるを見しに、視(み)よ白き馬あり、之に乗りたまう者は『王の王、主の主』であっ

て、その方がこの地上をさばき給う。その時血なまぐさい戦いが起って、そうして到頭(とうとう)世界は一君に

統一せられる。その時旧(ふる)き天と地は過ぎ去って、新しき天と地とが現われて来る。新しき神都(かみのみやこ)が、

夫のために飾りたる新婦(はなよめ)の如き準備(そなえ)して地上に、この地上に天降って来る。即ち地上に天国浄土が実

現しまして、神人と偕(とも)に住み、人、神の民となり、神みずから人と偕に在(いま)して、かれらの目の涙をこ

とごとく拭い去りたまう。そうして今より後は一切の悲しみも、苦しみも、歎きもなくなって了う」

 と云うように書かれておりますが、これこそ、生長の家の善一元の人類光明化運動が全世界に滲透

する最後の段階であるのであります。この事実を指し示し給うた神様が白髪の老翁であります。是(これ)こ

そ日子穂々手見命(ひこほほでみのみこと)様に龍宮界を指し示し、神武天皇様に大和の国に都つくるべきことを指し示したま

うたと同じお働きでありまして、お働きの上から云いましても、聖書にあらわれたる「七つの燈台の

点燈者」なる老翁の神様と、『古事記』及び『日本書紀』にあらわれたる塩椎神又は塩土翁とはその

御役目に於て一致するのであります。


 天皇信仰に帰一せしめる生長の家

 更に生長の家の神様とは「仏典に顕われたる釈迦観世音菩薩及びその応化仏」として届書に書いて

あるのですが、何故そう書いたのであるか、その根拠は何処にあるかと申しますと、先ず釈迦牟尼

仏が生長の家大神と同体の神であると云うことは、一仏一切仏の原理の方からも判るのであります

が、ここには現に生きている人の体験談を根拠にして申し上げたいと思うのであります。どうも仏教

の方は「神」という語をお嫌いになります。普通仏教学者に言わせますと、「仏」と云うのは「衆生」

という迷っている凡夫が修養向上して悟を開いたものであって神とは違う、神というのは、天地を御

創造になったのであるが、仏は未だ嘗(かつ)て天地を創造(つく)ったことはないという風に被仰るのであります。

斯う云っている限りは、どうしても仏教を信じている人と日本の神道を信じている人と、或はキリス

ト教を信じている人とは、日本人同士でありながらその宗派的異教的立場に於てなかなか仲が好(よ)くな

れないのであります。

 今や日本は本来の実相を顕現して世界連邦の柱とならねばなりません。世界連邦は神武建国の「八

紘一宇」の理念に他ならないのです。先ず手近のところで全亜細亜(アジア)民族と心の世界に於て和解しなけ

ればならない。それには宗教的異教の立場を捨てて、仏教も、キリスト教も、その他の宗教も、本来

日本神道と一つのものであると云う真理を知らせて、信仰的に東亜民族が手をつながなければならな

いのであります。それだのに仏教の仏と、日本の神とは別々じゃと日本人同士の中でも、互いに異教

徒扱いして争っているようでは、どうして異宗教の他民族を包容して、神武建国の理想に合致せしめ

ることが出来ましょう。吾々は他宗教の神仏と雖も、真理は一つであるから宇宙の真理の具体的顕現

である全人類一家族となる世界連邦の理想・八紘一宇の理念の成就をこそ庶幾(こいねが)うべきものだと説いて

いるのである。この「八紘一宇」の真理を成就し給うべく出御せられたのが塩椎大神即ち住吉大神で

あります。
<つづく>


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