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Web誌友会 板/2

1274復興G:2013/05/21(火) 12:34:07 ID:AB6RqYXc

<昭和15年4月9日 名古屋公会堂に於ける谷口雅春先生ご講演 つづき 13>

 幻覚でない神姿

 心理学では斯う云うのを「事実に符合する幻覚」と言っております。併し事実に符合したら既に幻

覚ではありません。それから、昭和五年八月、或る誌友が大阪の寺町に大善寺という寺があるのです

が、その寺に集まって心霊学の実験をやっていたのです。此のグループの人は心霊研究にいずれも熱

心で、精神統一を熱心に修行した人で、霊視能力が発達して、霊魂とか神様の姿が見える人たちが多

かったのでありますが、その時に、そのうちの生長の家誌友が「今日は生長の家で神想観を習って来

たから、皆と一緒にやってみよう」と言って、教えられたホヤホヤの神想観を此のグループで実修な

さったのであります。そうすると、その時、空中に白髪白髯で裾まで白い衣を垂れたところのその神

様が現われられまして、その時五、六人の霊視能力ある人が同時に同じお姿の白髪の老翁の神姿を拝

したのであります。「今日は、荘厳な今まで此の会に来られたことのない神様の相(すがた)が見えた」と言っ

てその五、六人の方が互いに話し合ったのであります。これは、当時その席に列した誌友から聞いた

のであります。これは「多人数同時に見る幻視」と云って確実なものとされているのであります。そ

の他たびたび別の時に生長の家の講演会とか、神想観中にそう云う風な白髪の老翁の姿を見たと云う

人はあるのでありまして、それは当時携帯版で出ました『弁道聴き書』の中にもその事実が沢山載っ

ております。こうなるとこの神姿は単なる幻ではないのであって、あちらにも見た、こちらにも見

た、別の処でも見た、別の人が見た、併しそれは同じお姿であったと云うことになると神様のお姿に

一定の客観性を認めねばならないのであります。

 こんな訳で生長の家を機縁として各人各人に顕われられた生長の家の神様は架空の神様ではなく実

在性のある神様であり、お働きお役目の上から『古事記』にある塩椎神、『日本書紀』に書いてある

塩椎翁(しおつちのおじ)であるということがわかるのでありますが、此の生長の家の教に入ると、大抵の誌友が無痛分

娩であると云う点からも、この生長の家の神様が塩椎神であることが判るのであります。


 塩釜神社の御神徳と生長の家

 住吉大神は泉州堺にもお祀りされており、塩椎神は塩釜神社として和歌山にもお祀りしてあります

が、有名なのは陸前の塩釜神社であります。塩釜神社には塩椎神、経津主神(ふつぬしのかみ)、建御雷神(たけみかづちのかみ)、三柱が一緒

にお祀りしてあるのであります。いずれも軍神であられますが、塩椎神も、宇宙浄化の神であると共

に東道(みちびき)の神であり、同時に神功皇后様の三韓征伐の時には軍神として軍の先頭に立ってお出でになり

ましたことは既に申上げた通りであります。ところが普通塩釜様と云うとお産の神様とせられており

ます。一つには住吉大神は天照大御神様のお生れたまう前に宇宙を浄めてその準備をなさいましたか

らでもあり、神功皇后様の三韓征伐の際には皇子を御懐妊遊ばされてい給うたのを住吉大神が御守護

せられましたからでもありますが、海の神と云うことは産(うみ)の神と語源を同じゅうし、潮の満干にお産

は関係しておりますので、海の神は潮の満干を司るからお産をも司る訳で、塩釜様と云うとお産の

神様と云うことになったのであります。
<つづく>


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