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生長の家政治連合と「今の教え」を考える/2

7327アクエリアン:2017/12/10(日) 10:37:27 ID:/27y8nKM
>>7326

1995年夏のことだ。足羽氏が東京・池袋のサンシャインビルの西北側にある公園を歩いていると、何かを探している一人の外国人がいた。話しかけると、東京裁判で死刑にされたA級戦犯の元処刑場を探しているところだ、という。

 ウェン・コーエンと名乗る彼は、アメリカ国籍の詩人であった。高校時代、日本が一方的な侵略国だと教えられ、自分でもそのように信じていたが、大学に入って、図書館でたまたまビアード博士の本を見つけて読んだところ、目の覚めるような思いをしたという。

「ルーズべルト大統領が勝手に戦争を仕組み、日本に押し付けたことを知り、仰天の思いであった。アメリカが無実な日本の指導者を処刑してしまったことに対し、一アメリカ人として心より日本人に詫びたい。日本に行ったら、是非とも処刑場跡を訪れ、処刑された人々の霊に詫びたいと思っていたが、今日それが実現出来て、大任を果たした思いである」

 こう語った彼は、処刑場跡に建っている記念碑の碑文について説明を求めた。碑の前面には、「永久平和を願って」と刻まれており、その後ろには、極東国際軍事裁判で有罪の判決を受けた人々の処刑の一部がここで執行されたことや、「戦争による悲劇を再びくりかえさないため」記念碑を建立したことが書かれている。

 足羽氏が英訳しながら、碑文について説明したところ、彼は「独立国日本がいつまでもアメリカに遠慮し、このように卑屈な碑文を後世に残すことは全く恥ずかしいことではないだろうか。私が日本人ならこう書きたい」と言って、その場で次のような詩を書いた。

《Oh, America! Thou perverted the law and trampled down justice. George Washington and Abraham Lincoln, now in the nether world weep of thy injustice.

あゝアメリカよ、汝は法を曲げ、正義を踏みにじった。ジョージ・ワシントン、アブラハム・リンカーン、今や黄泉にて汝の非道に涙す。[足羽雄郎訳]》


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