したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

生長の家政治連合と「今の教え」を考える/2

6562西尾幹二:2017/10/07(土) 17:31:59 ID:tNfelDvw
『保守の怒り』西尾幹二
日本会議の事務局は全部、生長の家です。日本青年協議会というのも生長の家グループらしい。カルトですね


隠しているんですね。自分たちが隠れて、偉い先生、裁判官とか、大学教授とかを表に並べて、そして実権を握っている事務局は後ろに隠れて操作しているんです。神社本庁も操られているかもしれない。それが保守運動を壟断するから困る。「新しい歴史教科書をつくる会」なんてえらい被害を受けた。ひそかに会の幹部に生長の家活動家が送り込まれていましてね。新田均、松浦光修、勝岡寛次、内田智の4人で、それにつくる会の事務局長だった宮崎正治がいて、宮崎が日本青年協議会に関係あることは知っていましたが、彼らがみんな生長の家信者の活動家で芋づるのようにつながっていることはある時期までわかりませんでした。このうち松浦氏ひとりは生長の家活動家ではなかったとも聞いていますが、4人が一体となって動いていたことは間違いありません。宮崎事務局長が別件で解任されかかったら日本会議本部の椛島有三氏が干渉してきて、内部の芋づるの4人の幹部と手を組んで猛反発し、会はすんでのところで乗っ取られかかり、ついに撹乱、分断されたんです。悪い連中ですよ(p263〜264)
 「つくる会」にもぐりこんでいた生長の家活動家の内田智氏は弁護士で、彼らが引き起こした「怪メール事件」を私が雑誌に公開したら、いきなり口座番号を書いてきて500万円を振り込め、と法律家らしからぬ非合法スレスレの脅迫をしてきました。そのあと『国家と謝罪』という評論集に私が彼らへの批判文を載せたら本を回収せよ、と版元の徳間書店を威嚇しました。怪メールといい、脅迫といい、言論以外のめちゃくちゃなことをする連中であることを読者の皆さんにお知らせしておく。これが日本会議の連中のやることなんです。問題は周辺の名だたる知識人が彼らの不徳義を叱責するのでなく、『国民新聞』その他で彼らとぐるになって騒いでいる情けなさですね(p265〜266)

 世の中の大半の人は日本会議や国民文化研究会や日本政策研究センターのような保守系のカルト教団のことは名前も知りません。私もずっとそうでした。日本会議の前身である黛敏郎さんらの日本を守る国民会議というのがあるのを知っていましたが、私は近づきませんでした。ある種のファナティシズムの匂いがすごくいやだったのです


彼らは心情派で、主観的で、他者の世界を拒んでいる人々であり、経済利益を度外視し、天皇に直結する価値をひとりよがりの態度で信奉し、排他的で、政治のなんたるかがわからないのに、いたずらに政治的で、どうにも好きになれません。


これらの団体は天皇家のためにもならないし、自民党再生のためにも役立つとは思いません。現実から遊離しているからで、何かに寄生することばかり考えていて、何かの捨て石となり、礎とならんとする気概などなにも持っていないように見えるからです。いつも自民党にぶら下がっていて、自民党が左に傾けば左の政策を支持するしかないのです。主体性がない。民主党が政権についたので今度は民主党にぶら下がるのでしょうか。天皇は政権政党を尊重するでしょう。日本会議はどうするのでしょう。ことに地方では他に頼る保守系組織がないので、日本会議に無考えで参集する人が多いようですが、日本会議は人を集めて号令を発することは好きでも、汗をかくことを好まないタイプの人が多いとよくいわれるのもむべなるかなと思います(p280〜282)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板