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生長の家政治連合と「今の教え」を考える/2

656ご要望に応えて第二段:2013/07/22(月) 10:44:37 ID:???
「近衛文麿」

何を考えるにつけ、日本が劇的に変遷していったターニングポイントはやはり太平洋戦争、いや、大東亜戦争というべきでしょう、この戦争の敗戦から始まったという事は間違えのない事でしょう。

開戦に際しては、当ブロブ「アメリカの戦争責任とハル・ノートの真実」で詳しく述べさせていただきましたが、日本の内部からみた大東亜戦争の仕掛け人「近衛文麿」について取り上げてみたいと思います。

 近衛文麿は共産主義者であったと言ったら「えっ?」て思いますか?
実は紛れもなくかれは超一級の共産主義者でした。

 近衛内閣の外務大臣であった生粋の民族主義者、松岡洋右は東条英機に対し17メートルにわたる毛筆による手紙(現在は国立図書館に保管)を書きましたが、その長い手紙の内容はつまり、「近衛には気をつけろ」というものでした。

 松岡は国際連盟を脱退したことで有名ですが、彼は、国際連盟の本当の目的を見抜いていたのでしょう。
 所詮国際連盟も連合も、貧しい国が不平不満を言う場所にすぎず、世界統一政府実現のための一つの機関にすぎません。

 松岡は連盟を脱退して、独自の外交を模索しましたが、世界支配層と繋がっている近衛は松岡の民族主義を許さず、これを更迭しました。

 近衛は東大の哲学部を卒業しましたがある日、京都大学の教授で、共産主義の大御所、河上肇の元へ飛びました。
 また、近衛は「アメリカ、イギリス本位の平和主義を排す」といい、ユダヤ人のオスカー・ワールド著「社会主義化における人間の魂」を翻訳し発禁になったという経緯もあります。

つづく


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