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生長の家政治連合と「今の教え」を考える/2
5075
:
tapir
:2016/09/03(土) 13:08:51 ID:Cw7YWKn2
彼らの考え方が正しくないことについて、谷口雅春先生のご著書『無門関解釈』のはしがき(5ページ)には、次のように書かれています。(原文の旧漢字は、新漢字に直してあります)
(以下引用)
『みんな野郎自大、「わしが」「わしが」で争っていて、その争いが終息しないのは、無我になって宇宙の中心真理に帰一しないからである。しかし「真理」と称する抽象的なものに帰一しようとすると、真理は肉眼に見えないから、自分の主観で勝手な主義を樹(た)て理想を描き、相衝突してまた停止するところを知らない。そこで現実世界に宇宙の真理・実相が地上に天降って顕現する必要があるのである』
(引用終り)
「わしが」「わしが(正しい)」はちょうど、今の本流派と生長の家の争いのようですね。抽象的なものを互いに「真理」「真理」と言いたてても、「真理」は目に見えないから、衝突が続いて停止しない、だから「現実世界に」宇宙の真理・実相が「地上に天降って顕(あらわ)れる必要がある」ということを説いていらっしゃると思います。
このあと、谷口雅春先生は、宇宙の真理・実相が天降って人格として顕現することを、キリスト教では「御心の天になる世界」、仏教では「弥勒下生」という形で表現しているが、それは理想だけの「抽象概念」である、ということを述べられています。
そして、ここからが最も重要なところです。(以下引用)
「私は無私絶対愛の宇宙の中心真理の人格的表現を抽象概念ではなく具体的に生ける人格として天皇に於いて見出さんとするものである。」(前掲書)
谷口雅春先生は、真理の人格的表現を「抽象概念」ではなく「具体的に生ける人格」として、天皇に於いて見出そうとすると書いていらっしゃるのです。
すなわち、「今上天皇」において(崩御された歴代天皇ではなく)、無私絶対愛の宇宙の中心真理を見出そうとする、これが谷口雅春先生のお考えなのです。
私が尊王心において尊敬する小林よしのり氏が著わした『天皇論』、『昭和天皇論』、『新天皇論』を読んで、(昭和天皇はいうまでもなく)、祭祀王であられる今上天皇が崇高なまでに慈悲深い天皇であられると同時に、政治家の誰よりも、政治万般についても世界情勢についても先見の明を持っていらっしゃること、歴代天皇の2600年余りの歴史について国民の誰よりも深く学びその真髄を把握しておられることが、身に染みてわかりました。まさに「天皇畏(おそ)るべし」なのです。
「畏るべき天皇」に比べれば、何十年、歴代天皇を研究して来たか知りませんが、日本会議のブレーンの意見など、ちょっと風が吹けば雲散霧消してしまうほど軽いものと言わざるを得ません。
私は8月26日、テレビ朝日の「朝まで生テレビ」を視聴しましたが、男系支持に固執する(日本会議のブレーンの一人)竹田恒泰氏は、他の出席者が今上天皇のご希望について敬意を込めて丁寧に説明し天皇のお心をかなえてあげたいという話をするたびに、「天皇の二千年の歴史に照らしてそれはできない」、「昭和天皇はそうではなかった」と崩御された天皇のことばかり言い立てて理屈のための理屈のような議論を展開していました。彼の念頭において、自らの歴代天皇の幻想が今上天皇よりも優越するとの観念があることは明らかです。その見苦しい姿を見て、竹田恒泰氏は、歴代天皇を自論展開のために利用して今上天皇に不敬を働く、およそ尊王にほど遠い、むしろ逆賊と言うのがふさわしい人だという思いを強くしました。
元皇族の出身と言いますが、竹田氏もその父親も一般国民として生を受けており、明治天皇の玄孫といっても「女系」の玄孫であるのに、「旧皇族」という事実と異なる名称を平気で使って世間を惑わす人だとしか思えません。日本会議の人々は、こんな軽薄な人の言うことを信じて男系に固執しないで、一日も早く、今上天皇の大御心に帰一していただきたいと、切に願うばかりです。
この件については、続きを書く予定ですが、今回アップするのはここまでといたします。
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