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生長の家政治連合と「今の教え」を考える/2

459うのはな:2013/05/27(月) 18:07:31 ID:mYVgfbP2
  「本立ちて道生ず」

 戦後日本の抱える歪みは、すべて、以上に通底していると言っていいのです。
それを克服することが、安倍内閣と自民党の使命です。それを期待した日本の健全保守層が、
自民党の負の側面を知りながらも、支持したのです。

 かつて孔子は、こう教えました。
「君子は本を務む。本立ちて道生ず」(『論語』)
物事の根本が確立すれば、自ずと道は開けるという意味です。
宮崎市定は、「諸君は根本に向かって努力して欲しい。根本が立てばそこから
先は自然に進行するものだ」と現代語訳しています。

 歪んだ歴史認識を正すことは、日本にとっての根本です。安倍総理も、私たちも、
根本に向かって努力すべきです。まだ戦いは終わっていません。
 日本は自らが創り上げた文明を信じて、それをよりつよく、美しく洗練する方向に努力を
傾けるべきです。けっして、排他的になるという意味ではありません。

 明治開国のときの日本人は、「大急ぎで西欧近代の文物を取り入れなければ列強の暴圧に抗して
独立をまっとうすることはできない」と考えました。とくに軍事力について、それが生存のためには
罪ではないことは、適者生存の時代には自明のことでした。

 しかし日本人は、「日本人であり続ける」ために「和魂洋才」であることを譲りはしなかった。
「洋魂洋才」になってはならないと考えていました。
 日本はアメリカと、ことさら対峙するような選択をしてはならない。私もそう考えますが、だからといって
アメリカの真似をしていればよいとは思いません。

 アメリカであれ、どこであれ、良いものは採り入れる、そうでないものは拒絶すればよいのです。
要は「真っ当な外交」をすればよいのです。そのための根本が歴史認識なのです。
「本立ちて道生ず」。今度こそ、安倍総理が、日本を立て直し、歪んだ歴史認識と教育を正し、真っ当な
外交姿勢を取り戻すことを願ってやみません。

  『取り戻せ、日本を。』安倍晋三・私論 渡部昇一著


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