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生長の家政治連合と「今の教え」を考える/2

4432アクエリアン:2016/05/19(木) 18:32:57 ID:P2x.ck9M
ダライ・ラマ法王、大阪でNHK「国際報道2016」の単独インタビュー
http://dalailamajapanese.com/news/post/1332-nhk2016

今夜、夜10時からのニュース番組でダライラマ法王への単独インタビューが放送されるようです。

内容の一部転載。
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法王は、チベットの現状についてさらに次のように述べられた。

「私たちは独立を望んでいるのではありません。中国の歴史書には、7世紀から9世紀にかけて中国、モンゴル、チベットの三国が対等な存在の皇帝をそれぞれ擁していたことが記されています。しかし、それは過去のことであり、私たちは未来に目を向けています。私は国家主権よりも加盟国間の共同利益に重点を置いているEU(欧州連合)の精神に感銘を受けています。チベットには物質的発展が必要ですから、中国はそれに対する手助けをすることができますし、私たちもまた、チベット独自の言語と伝統を守り続け、精神文化を維持することによって、中国のために貢献することができるのではないでしょうか」

「チベット人は、最も包括的な体系を持つナーランダー僧院の伝統を維持しており、この伝統には、暗記、学問、問答、修行の実践などが含まれています。チベット仏教の存続は、600万人のチベット人だけの問題ではありません。約4億人の中国人仏教徒をはじめ、日本やアジア諸国の仏教徒たちの問題でもあるのです。科学者たちもまた、個人、家族、そして国家としての幸せを得るには、心の平和が大切であることを認識しています。科学技術や物質的発展だけでは内なる心の平和を得ることはできないからです。精神的な幸せは私たちの感情と深く関わっているのですから、健康を維持するために体調を管理するのと同じように、心の健康と幸せを得るためには、感情の管理をしていかねばなりません。チベット仏教の伝統には、私たちがどのように自らの感情に対処していくべきか、その方法についての膨大な知識が含まれています。私たちにはこのような素晴らしい伝統を保持する権利があると同時に、これは多くの人々に利益をもたらすことのできるものなのです」

中国共産党との和解への見通しについての質問が出ると、法王は、80年代に鄧小平が「独立以外の問題については話し合いの余地がある」と特使に伝えた直後に交渉が始まった、と当時の状況について述べられた。しかしこれらの交渉は90年代に入ると中止された。その後、江沢民の時代に交渉は再開されたものの、2010年以降交渉は途絶えている。法王は、ご自身がダライ・ラマの称号の保持者であること、ダライ・ラマ5世もまた北京を訪問されたことに言及された。現在中国では、数百万にも及ぶ中国人仏教徒たちが法王の法話を聴きたいと望んでおり、習近平国家主席もパリとデリーを訪問した際、仏教は中国文化において重要な役割を務めるであろうと明言している。法王は更に、近年中国で書かれた約1,000件の記事がチベットの中道のアプローチを支持しており、中国政府の姿勢について酷評していることにも触れられた。

さらに法王は、物質的な向上のみを重視し、内面的な価値を軽視している現代教育は不完全であることを指摘された。教育をより完全なものとするには、心と感情の働きについて知る必要がある。そこで法王は、普通教育のカリキュラムの中に世俗的倫理教育を導入するため、このほどまとめられた草案に強い期待を抱いておられることに言及された。

「この世界が思いやりの心に満ちたものになる日を、私が生きているうちにこの目で見ることはおそらくできないでしょう。しかし私たちが今この時から、若者たちの心に内面的価値を育む努力を始めるならば、現代の若者たちはその人生の中で、より平和で思いやりに溢れた世界を迎えることができるでしょう。人類によって作り出された問題は人類が解決しなければなりません。慈悲や思いやりは人間が生まれ持った性質です。そしてこれが、私たちの希望の源なのです」

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今、精神世界で、最も影響力を持つといわれているチベット仏教の最高指導者ダライラマ法王は、大阪で四日間の連続講話をされたそうです。

生長の家でいえば、谷口雅春先生の詳密講習会のような感じでしょうか。


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