したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

生長の家政治連合と「今の教え」を考える/2

3467志恩:2015/09/08(火) 02:02:14 ID:6hRUvSRg
ー鈴木邦男さんのブログよりー


日本を取り戻すとか、熱狂的スローガンの下での憲法改正は危険だ。
国のために、表現の自由、結社の自由を制限する、わがまま言うなという国家主義的な性格が強い。

集団的自衛権だって、結局は米国の属国になり、自衛隊は傭兵(ようへい)になる。侵略戦争となったイラク戦争に日本は反対できず、駆り出された。
自由がなくなるのだ。自由のない自主憲法より、むしろ自由のある押し付け憲法の方が良い」

 ―しかし日本がまた戦争をする実感はありません。

 「今の国民は戦前と違い、情報もあり賢いから間違わないという思い上がりがある。戦争は軍部が国民に押し付けたというが、うそだ。
国民のかなりが戦争したかった。
 戦争を題材にした映画が好調です。その中で戦争は悪いことだが、人々には勇気、愛があった、とまとめている。

しかし、勇気も愛もなく飢餓の中で死んでいった人が圧倒的に多い。
戦争体験もない人が、無責任に領土で戦争も辞さず、命を懸けて守ろうと言ってロマンチックにあおっている」

 ▽見えない理想

 「今の憲法には理想的な国を日本につくって世界中に学ばせようという夢がある。憲法を変えるなら、それを越える夢や理想が必要だが、何もない。
かつての帝国憲法に戻るのなら、日本はまた戦争するのか、と世界は不安を感じるはずだ。

 『日本は戦争をしない、自衛隊は世界に出て行かない、だから世界中も戦争をしないように一緒に頑張ろう』と宣言してもよい
。核兵器にしても日本は保有する技術があるが持たない。そのことを憲法に打ち出すべきだが、そんな議論はまったくない」

 ―自衛隊をどう位置付けるべきでしょうか。

 「これからは国同士の本格戦争はない。テロ、台風、津波、飢餓などがもっと恐ろしい敵だ。日本の自衛隊は海外で戦わずに、国に侵略があれば撃退し、災害があれば救助する。
この本当の意味での『自衛隊』を世界は称賛している」

 ―靖国神社に何度も参拝していますね。

 「8月15日には政治家がたくさん参拝に来て、外国メディアがその様子を取材して『日本は戦争する国』として伝えられる。政治家は外国の批判を浴びることで、
『自分たちは戦っている、愛国者だ』と言えるから、そのために参拝するのではないか。静かに参拝できないし、靖国にまつられた人々がかわいそうだ。
自分たちを利用してまた戦争する国がつくられたらたまらないはずだ。
 日中国交回復の時に、なぜ侵略した国と仲良くするのか、と中国で反対があったが、中国当局は日本では軍部が戦争をしたがり人民は被害者だと説明し乗り越えた。
日本にとってはありがたいのだが、靖国にA級戦犯を合祀(ごうし)し政治家も参拝すれば、その説明は崩れる」

 ▽官製の臭い

 ―愛国心が盛んに唱えられています。愛国心とは何でしょうか。

 「戦後長く愛国心は戦争につながると否定された。今は皆が『愛国者』と言う。しかし愛国心には私は国を愛する、だから国も私を愛するはずだといった見返り、
おまえたちも国を愛せという他者への強制を求める性格がある。

おまえは国を愛していないと誹謗(ひぼう)する材料にもなる。愛国心は強制されたら汚れた義務だ。官製の臭いがする。心を押し付けてはならない。
 日本人は日本には四季があって富士山があって素晴らしいというが、どの国の人も自分の国を素晴らしいと思う。
中国もロシアも米国も韓国も嫌いで、日本だけを愛するというのでは本当の愛国心とは言えない。
日本人はもともと謙虚、寛容だったのに、自己申告の愛国心なんてうそだよ」(聞き手は共同通信編集委員 杉田弘毅)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板