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生長の家政治連合と「今の教え」を考える/2

3429トキ:2015/08/26(水) 18:54:10 ID:80y8yCMM
 都留とノーマンが近衛文麿元首相を「戦争犯罪人」に指名するのには二つの理由が
ありました。

 近衛文麿元首相は、日華事変の拡大に責任がある、という声は早い段階から上がって
いました。本題ではないので簡単に書きますが、当時の関係者の回顧録を読むと、かな
りの人が近衛文麿元首相の責任であると書いています。松本烝治大臣が近衛文麿元首相
の憲法作成への関与を嫌ったのは、この点に生理的な嫌悪を感じたからだと言われてい
ます。(「史録 日本国憲法」)

 もう一つ、これが重要だったのですが、近衛文麿元首相がマッカーサー元帥と面会した
時に、日本の早急な民主化は、共産主義の浸透の原因になる、と警告していたのからです。

 近衛文麿元首相は、もともと、ブレイントラストを集めた「昭和研究会」に尾崎秀実と
いうソ連のスパイを潜入させ、尾崎の”アドバイス”に従い、日華事変を拡大させたという
苦い失敗を経験しています。終戦直前に、有名な「近衛上奏文」を提出し終戦を主張して
いますが、そのときも共産主義革命を警告しています。

 当時、マッカーサー元帥はノーマンのことを信頼しており、かなりの秘密事項まで
ノーマンに打ち明けていました。(「マッカーサーの二千日」袖井林二郎著)

 ノーマンにとって、こういう人物の存在を許すことができないのは当然ですが、
近衛文麿元首相が憲法改正に関わることなど論外だったといえるでしょう。

(つづく)


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