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生長の家政治連合と「今の教え」を考える/2

3392トキ:2015/08/15(土) 18:34:03 ID:RyfeZg9M
 東大と比較されるのが、京都大学ですが、こちらは自由な学風で知られています。
京大の憲法は、戦前、佐々木惣一教授が指導者として活躍をしていました。ところ
が、いわゆる滝川事件で文部省の弾圧が始まると、佐々木惣一教授が先頭に立って
学問の自由を守るために奮闘しますが、最後には佐々木惣一教授は免官になってし
まいます。この佐々木惣一教授の後継者が大石義雄教授で、このお二人は「京都学派」
と呼ばれ、東大とは立場は違いますが、高く評価をされているみたいです。

 佐々木惣一教授は、終戦後、大石義雄教授を助手として、近衛文麿の委託を受けて
大日本帝國憲法の改正案を作っています。佐々木惣一教授は戦前の弾圧の経験から
政府に憲法を守らせる制度(これを「憲法保証」と言います)の導入を早くから主張
し、地方自治制度、憲法改正にあたっての国民投票制度、憲法裁判所の導入を骨格と
した改正案を作りますが、事情により途中で挫折します。

 この大石義雄教授が書かれた「日本憲法論」という本があります。昭和48年に
出版された本ですから、現在では入手は困難ですが、かなりの部分、谷口雅春先生
の憲法論と近い考えだという感想を持っています。大石義雄先生は谷口雅春先生と
親交があり、生長の家も高く評価されておられました。この「日本憲法論」を読む
と、谷口雅春先生の憲法論も理解できるのではないか、と個人的には考えておりま
す。

(つづく)


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