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生長の家政治連合と「今の教え」を考える/2

3389トキ:2015/08/14(金) 19:45:18 ID:LUiBmEpg
これから先のことは、よく知られています。天皇制についての連合国から構成される極東委員会
の攻撃が始まるのは確実でした。で、マッカーサー元帥は、極東委員会が作られるまでの間に
憲法を作る必要がありました。当時のアメリカ側、日本側の関係者が、少数の例外(例えば、金森徳次郎)
を除いて一致して、アメリカ側の脅迫があった、と証言をしています。それは、何がなんでも、その間に
憲法を作る必要があったからです。

 当時の関係者にとって重大事だったのは、「国体護持」があったのか、という点です。

 美濃部達吉や斎藤隆夫といった議員たちも、この点は強く主張していました。

 余談ですが、美濃部達吉にしろ、斎藤隆夫にしろ、佐々木惣一にしろ、当時、議会で国体護持を強く
訴えた人たちは、戦前、軍部や政府の弾圧に公然と反対し、自由と人権を守る戦いをした人たちです。
興味深い話だと思います。

 この点については、憲法担当大臣である金森徳次郎はどう説明をしたかと言うと、保守派のところに
言っては「国体は護持された」と言い、革新派の議員のところへ行っては「国体は変わった」と言った
とかで、金森の二刀流と言われたみたいです。(「金森徳次郎の憲法思想の史的研究」p213)

(つづく)


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