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生長の家政治連合と「今の教え」を考える/2

3352トキ:2015/07/17(金) 18:25:49 ID:NxmvabhE
 かって日本は、明治時代には日英同盟、昭和には日独伊三国同盟を結びました。前者は成功の例、後者は失敗の例といえるでしょう。
集団的自衛権は、使い方ではきわめて有益ですが、一つ間違えると、たいへんな事になるということは自覚しなければなりません。それだけ危険なものです。

 これは法律に詳しい友人の話ですが、刑法の概念に「共謀共同正犯」というものがあるみたいです。かって刑法学者はこれは、「罪刑法定主義に違反する」「憲法違反」という意見が大半でした。しかし、実務ではこれは当然の概念で、しかも、学説の無視をよいことにどんどん拡大解釈をするようになったので、学者も態度を変えて、「共謀共同正犯」という概念を認めた上で、これに制限を加える方向で議論をするようになったと言われます。

 私は、この問題も、集団的自衛権自体を否定することは難しいと思います。概念は認めた上で、それに制限を加えるほうが実際的ではないか、と考えています。

 以上は外交というレベルでは仕方がない、ということです。この問題に積極的な意味を与えるものでも、否定的な意味を与えるものでもありません。この問題は、あくまでも政治の問題であって、信仰の問題ではない、という立場です。個人としては、中国人の大半が家族を愛し、平和を望むという点では日本人と同じだと思います。政治の問題とは関係なく、すべての人を「神の子」として拝むことが大事だと思います。

さらに付け加えると、教団の公式見解は、この法案は違憲で廃案にすべきだというものですし、学ぶ会などは、おそらく、この法案は素晴らしい法案で直ぐに制定をすべきだ、というものだと考えていると思います。しかし、国論を二分する法律ですから、信徒の個人の判断に任せるのが普通である、というのが私個人の考えであります。


合掌 ありがとうございます


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