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生長の家政治連合と「今の教え」を考える/2

3351トキ:2015/07/17(金) 18:18:28 ID:NxmvabhE
 これに対して、韓国はバウンサーという方針をとりました。中国ともアメリカとも等距離を保つ、という外交方針です。これは韓国の国内では支持を集めましたが、中国もアメリカも最初から全く相手にせず、すぐに、路線の変更を余儀なくされたと言われています。
ただ、一度失われた信用を取り戻すのは難しく、アメリカがかなり韓国に冷たくなっているみたいです。そこで、韓国はごく最近は日本に接近をはかっていますが、日本側も敬遠していると言われます。
出典 http://koreanmystery.seesaa.net/article/381506663.html

 これは憶測ですが、現在、韓国はウォン高で苦しんでいます。昔は米国がウォン安を容認していたことを考えると、米国の態度の変化は何かを示唆していると感じます。 http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20150527/frn1505271700007-n1.htm

 今週号の週刊ポストによれば、米国が韓国を見放し、中国の影響力が強まった結果、韓国は事実上中国の属国に近い状態になっているみたいです。記事の中で、拓殖大学教授の富坂 聰先生(中国問題)は、中国は外交上、米国には最も神経を使い、日本にもある程度は神経を使っているが、韓国のことはまるでバカにしている、というコメントを載せていました。

 以上を勘案すると、たいへん残念ですが、現在の日本には、選択肢はほとんどなかったということかもしれません。

 それがこんなにもめたのは、一つには、自民党の奢りとか気の緩みがあるのではないか、と思います。議席数で絶対多数をとっているから多少の失策があっても議案が通ると高をくくっている人が、全部ではないでしょうが、相当数おられ、それが緊張感をなくし、結果として混乱を招いたという感想を持っています。参考人として読んだ学者が自分たちに都合の悪い発言をしたからと言って、憲法学者を軽視する発言をするのは失礼だと思います。いきなり議員が増えたので、頭がよくない人も何人か議員に当選したみたいです。

「理解が得られないのは自民に原因の一端」小泉政務官 安保法案衆院通過で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150716-00002499-kana-l14

 他方、野党は、何とか反転攻勢の機会を狙っており、そこに食い込んだみたいです。それは野党の立場では当然ですが、一国の安全保障を政争に使い、内実のある話し合いができなかったという印象もあります。維新の会が小林節慶応大学名誉教授の指導で対案を出したのは良いことだったと思います。ただ、それ以外の人たちが「中国の脅威」について質問をされて、具体的な対応を言えなかったのは、問題だったと思います。

 なお、日本会議が今回の一連の騒ぎの裏面にいるという報道があるみたいです。小林節慶応大学名誉教授の発言が根拠です。私は日本会議とは関係がなく、また、関係するつもりもありませんが、この報道には少し疑問を感じています。それは、安保法案が合憲なら憲法改正の必要はなくなるし、逆に、安保法案が違憲の場合、もし中国が南沙諸島の基地が感性し、航空機を常駐させ、制海権も握れば、日本国内はパニックになり、憲法改正の可能性は限りなく高くなるからです。私は一連のドタバタを見ていて、どうも流れにながされただけ、という印象を持っています。簡単に言うと、国防予算を削減する米国は最悪の場合、アジアを放棄する可能性もあり、それを食い止めるために集団的自衛権の法制化を急いだという印象を持っています。

(つづく)


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