したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

生長の家政治連合と「今の教え」を考える/2

3349トキ:2015/07/17(金) 18:07:22 ID:NxmvabhE
 その結果、どういうことが起きているかというと、中国は米軍の弱体化を見越して南シナ海で事実上の軍事行動を始めています。CNNは以下の通り報道をしています。

「香港(CNN) 

 中国外務省は17日までに、南シナ海8 件の南沙(スプラトリー)諸島で進めてきた岩礁の埋め立て8 件作業がまもなく完了するとの見通しを示した。
具体的な日程は明らかにしていない。造成された人工島には引き続き、軍事目的などに使う施設を建設する計画だという。
米国によると、中国はすでに、人工島の一つに複数の大砲を設置。さらに灯台2基を建設すると表明している。
水産資源が豊富で海底資源の開発も期待される南シナ海をめぐっては、中国、ブルネイ、マレーシア、フィリピン、台湾、ベトナムが領有権を争ってきた。
中国が昨年、岩礁の埋め立て作業を加速したことに対し、近隣諸国は強い警戒感を示していた。米国は、中国が過去1年半のうちに造成した埋め立て地の面積は約8平方キロメートルに上るとして、工事の即刻中止を求めている。」

出典 http://www.cnn.co.jp/world/35066082.html

 ここで私を含めて西側の人間から見たら、素朴な疑問があります。現在の中国は外国との貿易で発展をしています。それなのに、自ら軍事的な緊張を高めることは、貿易や経済という視点から見たら、まったく逆効果ではないか、という点です。私は中国問題の専門家ではありません。ですから、説得力のある答えはありません。ただ、中国がフィリピンやベトナムからの南沙諸島の撤退要求は拒否したのに、米国政府が軍事力での対応を言われると、途端に工事を終了させた点を見ると、力やメンツには敏感である点は言えると思います。中国はアメリカの国債をかなり保有していますが、経済と軍事は別の存在という考えを両者ともしているみたいです。(参考 http://www.seki-hei.com )

 中国の指導者については、ビジネスをしている中国人の友人が、「中国の指導者を西側の常識で見ることは危険です。中国には6億人の人間がいます。指導者から見ると、百万人死んでもたいしたことではない、という発想です。」、と言っています。実際のその後に天安門事件があったので、この言葉は印象に残っています。(参考 http://www.epochtimes.jp/jp/2012/04/print/prt_d12503.html )

 日本の場合、後ろに米軍があり、また、ビジネスをしている中国人の友人の話では、「中国政府は日本の環境保護技術がものすごく欲しい」ということで、直接の喧嘩は控えていますが、それでも、軍事的なプレッシャーは強くなっています。産経新聞は以下の通り報道しています。

自衛隊スクランブル、ピーク時に匹敵 26年度、中国軍機対象は最多更新
出典 http://www.sankei.com/politics/news/150415/plt1504150017-n1.html

(つづく)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板