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生長の家政治連合と「今の教え」を考える/2

3275トキ:2015/06/20(土) 23:40:25 ID:/uSrND5I
 最近、国会で問題になっている安全保障法案。

 これについては、法律に詳しい友人に尋ねてみました。

 参考になるのは、2000年4月20日、衆議院憲法調査会での五百旗頭真参考人
(神戸大学大学院法学研究科教授)の証言だと思われます。五百旗頭教授は、
日本国憲法の原案を作成したGHQの民政局次長だったH・D・ケーディス大佐
(弁護士)を1992年11月に彼の自宅を訪問し、2日間に渡り、日本国憲法制定
についての詳細なインタビューをしています。その焦点は、憲法第9条制定の
背景です。

 昭和21年2月3日に出された「マッカーサー・ノート」では、「自己の安全
を保持するための戦争」をも放棄するとなっています。しかし、現在の第9条で
は、この条文が消えています。消したのは、ケーディス大佐です。ケーディス大佐
が五百旗頭教授にした説明によれば、侵略戦争は否定するが自衛権は認めるべきで
あり、かつ、将来の国連加盟も展望すると、国連加盟国の義務である国際安全保障
の軍事行動への参加も必要であり、それを容易にするための修正であった、という
ものです。五百旗頭教授が、修正の動機を尋ねると、2つあったみたいです。

 一つは、自衛権は憲法以前に国家にある当然の権利で、いくら占領軍と言っても
ここまで否定する権利はないというのがケーディス大佐の考えであったこと。もう
一つは自衛権まで否定する非現実な憲法を作ると、占領終了後、日本側はすぐに
憲法を改正する口実に使う可能性があるとケーディス大佐が考えたことです。

(つづく)


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