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生長の家政治連合と「今の教え」を考える/2

316うのはな:2013/04/24(水) 15:22:11 ID:kiFtPO4A
  「世界一の債権国」と「世界一の債務国」

 日本は現在、世界一の債権大国である。反対に、世界一の債務国はアメリカである。
日本の対外純資産残高は二五三兆円(二〇一一年、財務省調べ)で、GDPの五四%にあたる額を世界に貸している。
GDPの半分と同じ規模の債権を持っているというのは、債務国が借金を一度に返済してくれたら、日本は半年以上働かなくてもよい、
ということである。年率一○%の利息を払ってくれるなら、国民は税金を納めなくてもよい。

「無税国家」が出来上がり、財政問題も一気に解決する。金利収入を倍増できれば、消費税の増税などもちろん無用である。
対して世界一の債務国がアメリカで、一九八五年に貿易赤字が一○○○億ドルを超えて以降、三○年近く債務国の座に居座り続けている。
日本は世界一の債務国として、世界一の債務国であるアメリカに対してどんな態度を取ったらよいか。

 それを考えるため、いくつものステップを踏んで論理を積み上げておかねばならない。
最初の段階は、世界の常識と日本の常識がまるで違うことを認識する。国際金融においては
「借りた金はなるべく返さない」のが世界の常識で、「死んでも返す」が日本の常識である。
なるべく返さないのはまだましで、外国はできるだけ踏み倒そうする。それができるのは、国際社会には
強制力を持った国際警察も国際裁判所もないからである。

『日本精神の復活』 日下公人 著


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