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生長の家政治連合と「今の教え」を考える/2

2964「訊」 ◆e1Lhcvf42.:2015/02/18(水) 14:54:52 ID:???



 ・・・・倉本氏の定義はこれまた、ずいぶん乱暴ですね。。「挑発もされないのに手を出すことを侵略戦争と言います。」とのことですが、ここで大事なのは「対外宣伝」なのです。

 対外的に宣伝を、つまり当時の日本ならば、「差し迫った危機を米英より受けている」旨、ガンガンに宣伝すべきでした。「ゆえに自衛処置を採る」なる声明をラジオ放送でも構わないのでやっておくべきだったのです。しかし・・・・・やりませんでした。倉本氏の主張全文を読んでいないので、なんともいえませんが、これだけ見れば「ずいぶんと乱暴」です。

 さて、本題に戻りまして「雅宣総裁の御主張・原文」です。これを、確認して参りましょう。「あの書き方だと、どうみても、あの大東亜戦争は、結局のところ日本の侵略戦争だったという結論にならざるを得ない。」(ア氏ご主張)ですが、それはそうでしょうけれどもあくまでも、それは「戦時国際法的見地から」というものです。原文にもある通り雅宣総裁は大東亜戦争に関し「一分の理もない(日本の)侵略戦争だった」とは書いていません。原文をご確認の上で批判、しませんか。


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◆ ネットワーク考⑧「侵略か解放か」 (『理想世界』誌平成3年12月号)より謹写――

 あなたの抱かれた危惧(きぐ)の念はよく分かりました。しかし、私が前回書いた文章の中でもっとも強調したかった点を、あなたはどうやら誤解されているようです。その理由の一つは、あなたが、私の文章の中の一部の〝印象〟にばかりに注意を引かれていて、その中に展開されている〝論理〟を厳密に吟味しておられないところから来ると思います。

 私が「感情論」と言ったのは、まさにこのことでありますが、<<★私は、前回の文章のどこにも「大東亜戦争は一分の理もない(日本の)侵略戦争だった」とは書いていません。★>>私も、当時の日本には「一分の理」以上のものがあったと思いますが、しかし、理由がどうあろうとも、「侵略をした」という事実は認めなければならないのです。

 まず、あなたの「侵略」の定義には誤りがあります。私がここで使っている「侵略」という言葉は、国際法や国際政治で普通に使われている用法にもとつくものです。つまり、「他国に対して自らが武力攻撃を仕掛け、または海上封鎖などの戦争類似行為をすること」であり、もっと端的に言えば「ある国がその国際的義務に違反して武力を行使すること」です。従って、あなたが「侵略とはいいません」としている「他国の領土や軍隊を攻撃すること」の中には、侵略は含まれねばなりません。

 あなたは、「交戦中の他国領土の一時的占領」は侵略には当たらないから日本の真珠湾攻撃は侵略ではないという不思議な解釈をしておられますが、戦争が始まる前と始まった後とでは、国際法上適用される法規の体系が異なってくることを知らねばなりません。

 「侵略」は、平時の国際法の体系によって認定されますが、侵略があれば、侵略された側は自衛権を行使しますから当然、戦争が始まります。その後は、戦時国際法が適用されます。この2つは別のもので、平時に他国の領土や軍隊を攻撃すれば、一般に違法行為となりますが、戦時に於てはそうはなりません。

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