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生長の家政治連合と「今の教え」を考える/2

2785アクエリアン:2015/01/16(金) 18:30:58 ID:X49tdNOI
今回のフランスでのテロでの解説でなるほどと思ったのは、フランス文学者の鹿島茂氏の解説ですね。

仏紙銃撃テロ 殺されても自己責任…フランス人にとって風刺画とは?
http://nikkan-spa.jp/781133


「今のフランス共和制は、言論の弾圧を強いた、ナポレオン三世の第二帝政を打ち倒し建国されました。そのため風刺画を含むジャーナリズムと言論の自由は、フランス共和国にとって、勝ち取った権利であり国是であることが前提としてあります」

「当時は、言論の自由に対して“決闘”という名の抑止力がありました。ジャーナリストは、中傷した相手から決闘を申し込まれたら、絶対に受けなければなりません。ピストルかフェンシングで戦い、結果として殺されても仕方がないのです。ですから、19世紀のジャーナリストは、まず射撃かフェンシングを習いにいったようです。道場が街のいたるところにあり、結構儲かっていたみたいですよ」

なるほど、自己の言論の責任は取る、というスタンスを、当時のフランスのジャーナリストは持っていたということでしょうか。

こういう状況では、いいかげんな言論は吐けなくなりますよね。

自分の命がかかってくるわけですから。

まあ、現代はかなり状況は異なっているでしょうが、それでも、フランスの言論の自由は制限なしで認めようという精神を私は賞賛したい。

フランスには、こういう、ある理念を極限まで追い求めようという伝統があるんですよね。

「あそこまで過激にイスラム批判を繰り広げていたのは、シャルリー社を除くと僅かです。また多くのフランス国民も、シャルリー社の風刺画を擁護しているわけではありません。多数の人間がデモに参加した理由は、暴力で言論を封殺する時代が再来することへの恐怖ともいえるでしょう」


仏連続テロ:「表現の自由、制限ない」風刺画家が会見
毎日新聞 2015年01月14日 11時27分(最終更新 01月14日 12時36分)
http://mainichi.jp/select/news/m20150114k0000e030168000c.html

「ルス氏は会見中、反対意見や批判を受け止めるユーモアの精神の重要性を繰り返し説いた。「表現の自由とは『しかし』が後に付く(制限付きの)表現の自由ではない」と訴え、「テロの実行犯は、ユーモアが欠如している」と言論を封殺しようとした行為を厳しく非難。そのうえで、「私たちは人々の知性を信じる。ユーモアの知性を信じる」と結んだ。」

そうはいっても、反ユダヤ主義はフランスでもタブーだそうです。


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