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生長の家政治連合と「今の教え」を考える/2

2675「訊」:2014/12/20(土) 08:34:18 ID:???

<訂正>

 訂正です。「畳一枚あたり14名」はマチガイでした。大日本帝国ですがもう少し良心的でございまして割り当ては「一坪14名」「畳一枚あたり2名」でした。・・・・・以下です。

『日本はなぜ敗れるのか』山本七平著書より ――

 …私(山本七平)は老准尉の所に行って明日の乗船に関して細かい指示をうけた。その夜、簡単な会食があった。…十数人の将校は努めて楽しげに振舞っていた。しかし私は、ある一事が気掛りの為、どうしても落着かず、同時にあの船影を思い出すと、何としても気が滅入ってきた。気掛りとは老准尉の言葉である。「砲兵隊は後部船艙左舷、船艙一坪あたり4人」と私は聞いたつもりなのだが、後で思い出すと彼は「14人」と言ったようにも思えるのである。
 確かに軍の輸送船が豪華な客船であるはずはない。しかし、人間の生活空間、いわば相当長期間の「住」の面積は、一坪4人すなわち畳一帖に二人がぎりぎりの限界であろう。それ以下では、第一、寝ることが不可能である。…従って「軍」を念頭においた常識でも、一坪4人が限度のはず、14人などということは到底考えられない。考えられないから私は「4人」とメモして来た。しかし昼間のあの船…を思い出すと、何やら14人ということも、満更ありえないことではないように思えて来るのだった。…翌日午後一時、乗船が開始された。もう疑念の生ずる余地はなく、船艙の割当は一坪14人であった。

<了>


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