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生長の家政治連合と「今の教え」を考える/2

2557アクエリアン:2014/12/07(日) 12:00:55 ID:0BmYZB62
  併しこの急激な変り方には、悪い方面も出て居るけれども、それは自壊作用というものであって、それは病気が治る時には、熱が出たり、悪いものが出る為に下痢したり、色々悪い面が出て、そしてそれが徐々に潔まって、完全な健康体に復するというのと同じ働きなのであります。

 歴史はマルクスが言って居るように、弁証法的な発展をするのであって、今までの 「歴史的生命としての人間」 の自覚の反動として、歴史を否定し、ただ 「個」 としての人間のみの自覚を強調する時代に日本は突入しているのでありますが、これも行き過ぎであって、「個」 の尊厳に目覚めながら 「歴史的生命としての人間」 にも目覚め、「個」 と 「民族」 と 「歴史的国家」 との一体としての人間に目覚める時が来ていると思うのであります。


 南下するロシア勢力を撃退して、その勢力範囲を自己のものとして継承した日本はロシア帝國主義をも形の上では継承したことになったので、このまま、

日本があの大東亜戦争に勝っていたら、日本はロシア帝国主義の引継ぎとして南下する侵略国になっていたのですが、神の摂理は、日本をその帝国主義的アジア支配から引戻すために、しかも、全アジアから一応白色人種を駆逐して置く必要があるので、開戦1年間は日本は連戦連勝、英国を印度から駆逐し、

 フランスを東南アジアから駆逐し、オランダをインドネシアから駆逐し、フィリッピンからアメリカを駆逐し、有色民族に目覚めの契機を与え、それから後はみずから敗退してその土着の諸民族の独立に便ならしめるようにしたのであります。

 それは意識的の敗退ではなかったけれども、そこに世界の歴史的発展を指導する世界精神というものの流れの中にあって、日本の為すべき役割を果したのであります。


 そして此の戦争を契機としてアジア民族の新しき目覚めが生れ、日本にもその他のアジア民族にも新なる人生観が生じ、新しき社会的制度が生れて来ることになり、人類は、だんだん進歩して行く事になりつつある訳であります。

 その歴史的発展に要する事件の内の一つでも抜いたら、こういう世界状態にはなれなかったものであるという事を思いますと、今迄に起ったありと凡ゆるものは、皆必ずしも 「悪い」 と言って排斥すべきものではないのであって、それがあったればこそこういう事になれたのである、とそう感謝出来ることになるのであります。


 だから過去の歴史上の出来事に対して我々は不平を言ったり、争いの心を起したりする必要は無いのであります。 だから戦争責任を単に 「軍閥が悪い」 と、軍閥になすりつける事も間違いである。 或る時代には軍閥もやはり必要であったので、これによってロシアが日本や朝鮮を植民地にする事を防ぎ得たのであります。 それは丁度、腹の中の腐敗物を流し出す為には下痢もまた必要であったというのと同じ事であります。
 

 『神ひとに語り給ふ』  「報恩行に就いての神示」 講義より


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