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生長の家政治連合と「今の教え」を考える/2
2199
:
神の子さん
:2014/07/24(木) 19:29:42 ID:gMcqEbqU
沖縄は、やがて中国に奪われる
日本に駐留しているアメリカ軍が、もともと勝手に防空識別圏を敷いたのですから、
中国も防空識別圏を勝手に敷いていいのです。防空識別圏が日本と中国で重なるならば、中国と交渉して
境界を決めなければいけません。しかし交戦権を持たない日本としては、正式に持ちかけることができかねます。
現在、新しい軍事ヘリコプターとしてオスプレイが導入されようとしています。
そもそも沖縄本島には、CH-46(シーナイト)と呼ばれるヘリコプターが配備されています。
このヘリコプターはわれわれにもなじみが深く、双発で斜めになって飛ぶヘリコプターです。
1960年代に導入されてから、もうすでに50年になります。
当然、ヘリコプターは戦闘に使う武器ですから、敵国は時々刻々、最新式に代えていきます。
もしアメリカ軍が50年前の古いヘリコプターを使っていたとしたら、敵国に負けてしまうので、
アメリカ軍はオスプレイという最新式の軍事ヘルコプターを導入したのです。
オスプレイは「見慣れない格好」をしています。このことに、みんなが驚いたことも問題の発端にありました。
しかし、今までのような形の旧式のヘリコプターだと、速度も、航続距離も出ません。事実、シーナイトの航続距離はたった
140キロしかありません。これに対して、オスプレイは600キロの航空距離を持っています。沖縄本島から尖閣諸島まで400キロぐらいの
距離があるので、航続距離が600キロなければ尖閣諸島を守ることはできません。
また、尖閣諸島にジェット機で向かっても兵員を輸送することができず、現実的に尖閣諸島を守ることは不可能です。緊急時には、軍事ヘリコプターで
陸軍か海兵隊を駐留させないと守れないからです。つまり、今、日本は具体的に尖閣諸島を守る手段がないのです。ですから、ヘリコプターを旧式のシーナイトから
最新のオスプレイに代えて、尖閣諸島を守ろうとするのは、当然のことです。
さらに、オスプレイは空中給油ができるので、給油をすれば航続距離が1100キロまで延びます。そうなると、台湾、フィリピンの北部、中国をカバーする領域に
オスプレイが進出できるようになります。自国の領土の中にしか飛べないという飛行機だけ持っていても抑止力にはなりません。
もし日本を防衛しようと思えば、「空中給油を前提としたオスプレイの配備」しかありません。
繰り返しますが、日本では防衛に対する考えが分裂しています。尖閣諸島は守らなければいけない。中国人は汚い。防空識別圏を中国が敷くのはけしからん、許せない。
オスプレイを持つのはいけない、と支離滅裂な状態です。このような状態だと、中国がさらに隙を狙ってくるのは当然のことです。
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