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生長の家政治連合と「今の教え」を考える/2

1497トキ:2014/04/26(土) 21:25:28 ID:Ulk4klP.
今日は大学時代の友人が家に遊びに来ました。彼は大学院に進み、現在はある大学で
研究の仕事をしております。

 その友人が日本のエネルギー問題について、長い時間、話をして帰りました。
 政治的な方面には関心のない友人ですが、この板でその話を紹介してみます。
なお、私の意見を省略し、友人の話を純粋にまとめてみました。

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 原子力発電所の代わりになるエネルギーについて、太陽光発電や風力発電等
いろいろなものがあるが、どれも原子力発電所にかわるまでに至っていない。

 しかし、彼に言わせると、本当に可能性があるのは、地熱発電である、と
言います。

 地熱発電とは、火山地帯に穴を堀、温泉が出て来たら、その熱でタービン
を回して発電をするものです。仕組みは戦前から知られており、実際、戦争前
にも試験的に発電は行われていました。理屈で考えると、設備さえ造れば、あ
とは地球の熱で発電するので、半永久的に無料で電気が造れるのですが、それ
が過去実用化できなかったのは、いくつかの理由があります。

 まず、原子力発電所や火力発電所に比べて、発電の効率が悪かった事、温泉
を使うので既存の温泉をつかう業者の営業を妨害する事、温泉が出る場所はた
いてい国立公園や国定公園なので環境への影響のため建設許可が降りなかった
点があげられます。

 しかし、地熱を使うので、いったん設備を造れば、維持管理費用や減価償却
以外にはコストが発生しないです。原子力発電所や火力発電所は安全対策のた
めに多数の人材や設備が必要ですが、地熱発電はその必要がほぼないです。実際、
無人の地熱発電所も多いらしいです。既存の温泉業者との共存の可能性もあり、
国立公園内でも建設許可が降りるようになった、と言います。技術面でも、本気
で取り組めば、必ず、日本のエネルギーを全部まかなえる存在になるとのことです。

 今日、原子力発電所がここまで議論の対象になったのは、代替エネルギーが存在
しない事が理由でしたが、地熱発電は原子力発電所に代わる存在になりうるも
のだと彼は主張しました。

 ただ、「では、それが原子力発電所に代わるだけの技術になるまでどの位の
時間がかかるの?」と質問をすると「50年あったら、完全に原子力発電所に
代わると思う。」

との返事。これが長いか、短いか、という問題はあります。そんなに時間がか
かるのか・・・とするのか、あるいは、50年計画で、原子力発電から地熱発電へ
の転換を計るとするのか、この点は意見が分かれると思います。


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